ミラクルマスター/7つの大冒険
ミラクルマスター/七つの大冒険 | |
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The Beastmaster | |
監督 | ドン・コスカレリ |
脚本 |
ドン・コスカレリ ポール・ペパーマン |
製作 |
ポール・ペパーマン シルヴィオ・タベット |
出演者 |
マーク・シンガー タニア・ロバーツ リップ・トーン ジョン・エイモス |
音楽 | リー・ホールドリッジ |
撮影 | ジョン・オルコット |
編集 | ロイ・ワッツ |
配給 |
MGM/UA Entertainment Co. 日本ヘラルド映画 |
公開 |
1982年8月20日 1983年10月15日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イタリア |
言語 | 英語 |
次作 | ミラクルマスター II/L.A.時空大戦 |
『ミラクルマスター/七つの大冒険』(原題:The Beastmaster)は、1982年のアメリカとイタリア合作映画。動物を意のままに操つることのできる主人公が、悪逆非道な司祭を倒すまでを描いたファンタジー・アドベンチャー作品。
ストーリー
[編集]太古の昔。広大な砂漠を領するアルークという国では、国王ゼッドから実権を奪おうと企む悪徳司祭のマークスが、アー教という宗教を盾に傍若無人の振る舞いをしていた。
ある時、妖怪から「これから生まれる2人の間の子供が、お前を殺すだろう」とを聞いたマークスは怒り、妖怪に子供を殺せと命じた。妖怪は王夫婦から子供を奪い、王妃の子宮の子供を連れて来た牛の腹に移しかえる。野原で牛の腹を裂き、子供を殺そうとするが、通りかかった旅人が妖怪にナイフを投げて子供を助けた。旅人はエムール国の長老で、彼は子供をダールと名付け自分の子として育てる。
少年になったダールは、熊を自分の意のままに操れる能力に気付いた。月日が経ち青年となったダールは、丘で畑仕事をしていると、蛮族ジャンが襲いかかってきて、エムールはダールを除いて全滅した。彼は以前、父が自分は本当の親ではないこと、正体を知りたかったらアルークの谷へ行けといっていたことを思い出し、彼の目というべき鷲と愛犬コドを連れて旅へ出る。途中で2匹のいたずら者のフェレットや、熊、黒豹が仲間に加わり、ダールはマークスの邪悪な陰謀に立ち向かう。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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TBS版 | テレビ朝日版 | ||
ダール | マーク・シンガー | 大塚芳忠 | 原康義 |
キリ | タニア・ロバーツ | 土井美加 | 高島雅羅 |
マークス | リップ・トーン | 石田弦太郎 | 坂口芳貞 |
セス | ジョン・エイモス | 屋良有作 | 内海賢二 |
タル | ジョシュ・ミルラッド | 浪川大輔 | |
ゼッド | ロッド・ルーミス | 平林尚三 | 嶋俊介 |
サッコ | ラルフ・ストレイト | 西尾徳 | 阪脩 |
若きダールの父 | ベン・ハマー | 藤本譲 | |
若き日のダール | ビリー・ジャコビー | ||
ゼッドの妻 | ヴァナ・ボンタ |
スタッフ
[編集]- 監督:ドン・コスカレリ
- 製作:ポール・ペパーマン、シルヴィオ・タベット
- 脚本:ドン・コスカレリ、ポール・ペパーマン
- 撮影:ジョン・オルコット
- 音楽:リー・ホールドリッジ
- 編集:ロイ・ワッツ
- 美術:コンラッド・A・アンゴーン
- 録音:アンソニー・サンタ・クロース
- SFX/VFX/特撮:マイケル・マイナー
- 特殊メイク:ウィリアム・マンズ
- 衣裳デザイン:ベティ・ペカ・マッデン
続編
[編集]この作品にはマーク・シンガー主演の続編が、1991年にミラクルマスター II/L.A.時空大戦(原題:Beastmaster 2: Through the Portal of Time)、1996年にミラクルマスター3/ハード・クエスト(原題:Beastmaster III: The Eye of Braxus)(日本未公開)の2本製作されている。
また、ダニエル・ゴダードを主演としたTV版 Beastmaster(日本未公開)が1999年~2002年に、アメリカ、オーストラリア、カナダ共同で3シーズン66話作られている。