コンテンツにスキップ

ミッキー・ムーディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミッキー・ムーディ
Micky Moody
ミッキー・ムーディ(2014年)
基本情報
出生名 Michael Joseph Moody
生誕 (1950-08-30) 1950年8月30日(74歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド ヨークシャー州ミドルズブラ
ジャンル ハードロックヘヴィメタルブルースロック
職業 ギタリスト
活動期間 1968年 - 現在
共同作業者 ジューシー・ルーシー
スナッフ
ホワイトスネイク
ヤング・アンド・ムーディ

ミッキー・ムーディ[1]Micky Moody1950年8月30日 - )は、イングランドギタリストホワイトスネイクでの活動が有名。

略歴

[編集]

ミッキー・ムーディはイギリス北東部の労働者階級の家庭に生まれ、子供の頃に音楽の興味を持ちエレクトリック・ギターを手にする。学生時代にクラス・メートとザ・ロードランナーズというバンドを組み、父親の勧めで労働者階級のクラブでライブを行う。そのバンドにはポール・ロジャースや後にエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのメンバーとなるブルース・トーマスがいた。ザ・ロードランナーズはグループ名をザ・ワイルドフラワーズと変えてロンドンへ進出する。ザ・ワイルドフラワーズ解散後、故郷のミドルズブラにおいてトラムラインで活動を続けた後に、ブルース・ロック・バンドのジューシー・ルーシーに参加する。3枚のアルバムをリリース後、再びミドルズブラでドラマーにしてボーカリストのボビー・ハリソンとのグループ、スナッフを結成。3枚のアルバムをリリースする。

大きな成功は収めなかったが、実力を付けたムーディは1976年から元ディープ・パープルのボーカリスト、デイヴィッド・カヴァデールのソロ活動をサポート、後にカヴァデールと共にホワイトスネイクを結成。主要メンバーとなる。バンドには1984年まで在籍。脱退後はセッション・プレイヤーで活動する他に、ギタリストのバーニー・マースデンとのザ・ムーディ・マースデン・バンドや、マースデンとニール・マーレイとのカンパニー・オブ・スネイクス、およびM3などでライブ活動を行った。2000年代以降はブルース・ロックのソロ・アルバムをリリースしている。

また1970年代後半から1980年代にかけてステイタス・クォーの作詞家であったボブ・ヤングと組んでヤング&ムーディ名義でもアルバムをリリースした。

1987年には日本のアイドル・バンドであるチェッカーズの変名バンド「Cute Beat Club Band」のシングル「7つの海の地球儀」において編曲、演奏を担当している。

ディスコグラフィ

[編集]

ソロ・アルバム

[編集]
  • I Eat Them for Breakfast (2000年)
  • Smokestacks Broomdusters and Hoochie Coochie Men (2002年) ※with ポール・ウィリアムス
  • 『ドント・ブレイム・ミー』 - Don't Blame Me (2006年)
  • Acoustic Journeyman (2007年)
  • Live and Rocking! – Live at the Hell Blues Festival 2000 (2008年) ※ミッキー・ムーディー & フレンズ名義
  • Electric Journeyman (2009年)

ヤング&ムーディ

[編集]
  • 『ヤング&ムーディー』 - Young and Moody (1977年) ※with ボブ・ヤング
  • The Nearest Hits Album (1995年) ※コンピレーション
  • Back for the Last Time Again (2010年) ※コンピレーション

ザ・ムーディ・マースデン・バンド

[編集]
  • 『ネヴァー・ターン・アワ・バック・オン・ザ・ブルース』 - Never Turn Our Back on the Blues (1992年)
  • live in Hell (1994年)
  • The Time Is Right For Live (1994年)
  • Real Faith (1994年)
  • 『ザ・ナイト・ザ・ギターズ・カム・トゥ・プレイ』 - The Night the Guitars Came to Play (2000年)
  • 『オゾン・フレンドリー』 - Ozone Friendly (2001年)

ザ・スネイクス、カンパニー・オブ・スネイクス、M3

[編集]
  • 『ワンス・ビトゥン…』 - Once Bitten (1998年) ※ザ・スネイクス名義
  • 『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 - Live in Europe (1998年) ※ザ・スネイクス名義
  • Here They Go Again (2001年) ※カンパニー・オブ・スネイクス名義
  • 『バースト・ザ・バブル』 - Burst the Bubble (2002年) ※カンパニー・オブ・スネイクス名義
  • 『クラシック・スネイク・ライヴ』 - Classic Snake Live (2005年) ※M3名義
  • Rough An' Ready (2005年) ※M3名義

アリ・マーズ&ミッキー・ムーディ

[編集]
  • Black & Chrome (2016年)
  • Who's directing your Movie? (2020年)

トラムライン

[編集]
  • Somewhere Down The Line (1968年)
  • Moves of Vegetable Centuries (1969年)

ジューシー・ルーシー

[編集]
  • 『ライ・バック・アンド・エンジョイ・イット』 - Lie Back and Enjoy It (1970年)
  • 『ゲット・ア・ウィフ・ア・ディス』 - Get a Whiff a This (1971年)
  • Pieces (1972年)

スナッフ

[編集]
  • 『スナッフ登場』 - Snafu (1973年)
  • 『シチュエーション・ノーマル』 - Situation Normal (1974年)
  • 『オール・ファンクド・アップ』 - All Funked Up (1975年)

デイヴィッド・カヴァデール

[編集]
  • 『ホワイトスネイク』 - White Snake (1977年)
  • 『嵐の叫び』 - Northwinds (1978年)

ホワイトスネイク

[編集]

スネイクチャーマー

[編集]
  • 『スネイクチャーマー』 - Snakecharmer (2013年)

The Bad Apples

[編集]
  • Played! (2014年)

脚注

[編集]
  1. ^ ミッキー・ムーディー」の表記もある。

外部リンク

[編集]