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ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ: Mickey & Minnie’s Runaway Railway)は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに2020年3月4日にオープンし、2023年1月27日にディズニーランド・リゾートにオープンのライドアトラクションである。

アトラクションが存在するパーク

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概要

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D23 Expo 2017で「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」、マーベル関連などと共にディズニー・チャンネルで放送中の「ミッキーマウス!」というミッキーのテレビアニメをテーマとしたライド型のアトラクションになると発表[1]された。3Dメガネなども使用しない「2と1/2D」と呼ばれる最新技術となるとも発表されている。なお、これはミッキーマウスをテーマにした初のライド型アトラクションでもある[2][3]

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、2019年にオープン予定であったが、2020年に延期[4]された。2019年12月3日に、ウォルト・ディズニー・ワールド版が2020年3月4日にオープンと発表[5]

ディズニーランドでは、「トゥーンタウン」に、ウォルト・ディズニー・ワールドでは、ハリウッド・ブールバードエリアの「ザ・グレート・ムービー・ライド」の跡地に建設予定である。

2021年11月15日、ディズニーはカリフォルニア版の2023年初頭のオープンとともにトゥーンタウンエリア全体のリニューアルを発表[6]

2022年10月7日、カリフォルニア版のオープン日が2023年1月27日と発表。ディズニーランド100周年記念の一環であり、トゥーンタウンのリニューアルに先駆けてオープンするものである[7]

ストーリー

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チャイニーズ・シアターでミッキーとミニーが主役の短編映画「パーフェクト・ピクニック(Perfect Picnic)」のプレミア上映にゲストが招待される。ミッキーとミニーがウキウキで「ナッシング・キャン・ストップ・アス・ナウ(Nothing Can Stop Us Now)」を歌いながらピクニックの準備をするものの、浮かれたミニーによってプルートが自動車のトランクに閉じ込められ、さらには放り出されてしまうという大事件が。それによって起きるドタバタのおかげで、ゲストはなんとスクリーンの中に入りこむことに。グーフィーの運転する機関車につながった客車に乗り、西部劇や火山の噴火からの脱出、カーニバル、竜巻、滝壺へのダイブなどのたくさんのハプニングが待ち受けるカートゥーンの世界を旅するのであった[2][8][9]

主な登場キャラクター

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各施設の内容

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ディズニー・ハリウッド・スタジオ

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ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
Mickey & Minnie’s Runaway Railway
ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
オープン日 2020年3月4日
スポンサー なし
定員 24人
利用制限 なし
ファストパス あり
シングルライダー あり

ハリウッド・ブールバードエリアの「ザ・グレート・ムービー・ライド」の跡地、チャイニーズ・シアターを模した建物の内部に位置している。

ディズニーランド

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ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
Mickey & Minnie’s Runaway Railway
オープン日 2023年1月27日
スポンサー なし
定員 24人
利用制限 なし
ファストパス あり
シングルライダー あり

トゥーンタウンの映画館、「エル・キャピトゥーン(El Capitoon)」を模した建物の内部に位置している。アトラクションはハリウッド・スタジオ版と同じくミッキー主演の新作映画「パーフェクト・ピクニック(Perfect Picnic)」ワールドプレミアという設定。キューラインは展覧会「Mickey Through the Ears」が開催されているという設定で、「蒸気船ウィリー」や「ファンタジア」、「ミッキーと豆の木」、「ミッキーの巨人退治」などかつてミッキーが出演した映画のプロップなどが展示されている[11]

トリビア

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  • 「オズワルド勝利!」の見出しの新聞が飾っているが、ディズニー最初のキャラクターである「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」へのオマージュである[10]
  • アトラクション内に「1901」と「1928」の数字が出てくるが、これはそれぞれウォルト・ディズニーとミッキーマウスの誕生した年である。
  • 1928年の最初のミッキーマウス登場作品である「蒸気船ウィリー」の汽笛音がグーフィーの操縦する機関車の汽笛音に使用されている。
  • 2019年7月に逝去したミニーマウス担当の声優、ルシー・テイラーの遺作でもある。

脚注

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外部リンク

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