マーク・フィッシャー (理論家)
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Fisher at the Barcelona Museum of Contemporary Art in 2011 | |
人物情報 | |
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別名 | k-punk |
生誕 |
1968年7月11日 イギリス |
死没 |
2017年1月13日 (48歳没) イギリス |
出身校 | ウォーリック大学 (PhD) |
学問 | |
主な業績 | 資本主義リアリズム (2009) |
影響を受けた人物 | ドゥルーズ, ガタリ, ジャック・デリダ, ニック・ランド, カール・マルクス, スラヴォイ・ジジェク |
公式サイト | |
k-punk |
マーク・フィッシャー(Mark Fisher 1968年‐2017年)はイギリスの批評家。左派加速主義を代表する人物として知られる。ウォーリック大学で博士号を取得した[1]後、英国継続教育カレッジ[2]、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務めた[3]。ウォーリック大学に在籍中、哲学者のニック・ランドとセイディ・プラントとともに学生主体の組織CCRU(サイバネテッィクス文化研究ユニット)の設立に携わった。ブログ『k-punk』を運営。2017年1月逝去。フィッシャーは長年うつ病で苦しんでいることを語っており、死の原因も自室で首を吊っての自殺であった[4]。
著書
[編集]- 『資本主義リアリズム』(セバスチャン・ブロイ、河南瑠莉訳)、堀之内出版、2018年
- 『わが人生の幽霊たち――うつ病、憑在論、失われた未来』 五井健太郎訳、Pヴァイン、2019年
- 『ポスト資本主義の欲望』 大橋完太郎訳、左右社、2022年
- 『奇妙なものとぞっとするもの──小説・映画・音楽、文化論集』 五井健太郎訳、Pヴァイン、2022年
下記は運営していたブログ『k-punk』より抜粋して編纂されたもの。
- 『K-PUNK 夢想のメソッド──本・映画・ドラマ』ダレン・アンブローズ編、坂本麻里子、髙橋勇人訳、Pヴァイン、2023年
- 『K-PUNK 自分の武器を選べ──音楽・政治』坂本麻里子、髙橋勇人、五井健太郎訳、Pヴァイン、2024年
- 『K-PUNK アシッド・コミュニズム──思索・未来への路線図』セバスチャン・ブロイ、河南瑠莉訳、Pヴァイン、2024年
脚注
[編集]- ^ Fisher, Mark (1999-07) (英語). Flatline constructs : Gothic materialism and cybernetic theory-fiction .
- ^ Fisher, Mark; Gilbert, Jeremy (2013-09-01). “Capitalist Realism, Neoliberal Hegemony: A Dialogue” (英語). New Formations 2013 (80) .
- ^ “Fisher, Mark, Goldsmiths, University of London”. web.archive.org (2015年6月22日). 2024年10月5日閲覧。
- ^ 木澤佐登志『終わるまではすべてが永遠 崩壊を巡るいくつかの欠片』青土社、2024年9月18日、16-19頁。
関連項目
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