マーガレット・オカヨ
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選手情報 | ||||
フルネーム | Margaret Okayo | |||
国籍 | ケニア | |||
種目 | マラソン | |||
所属 | フィラ | |||
生年月日 | 1976年5月30日(48歳) | |||
生誕地 | ニャンザ州キシイ県マサバ | |||
居住地 | ナイロビ | |||
身長 | 152cm | |||
体重 | 43kg | |||
コーチ担当者 | ガブリエル・ローザ | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 15分30秒0(2001年) | |||
ハーフマラソン | 1時間07分23秒(2003年) | |||
マラソン | 2時間20分43秒(2002年) | |||
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マーガレット・オカヨ(Margaret Okayo、1976年5月30日 - )はケニアの陸上競技選手。ニャンザ州キシイ県マサバ出身のキシイ族[1]。ボストンマラソンをはじめメジャー大会で4勝を挙げるなど、マラソンで成功を収めた選手である。
オカヨは9人兄弟の5番目の子どもに生まれた。プライマリースクール時代の13歳から陸上競技を始め、1993年にセカンダリースクールを卒業した[注 1][2]。ナイロビへ居を移した後、1995年に刑務所職員として採用され、ケニアのトップランナーとしてのキャリアを歩み始めた[1][3]。
コーチのガブリエル・ローザにより素質を見出されてフィラに所属した後は、1年のうち数ヶ月間ブレシアに滞在して練習を重ねた[4]。1998年コモンウェルスゲームズ10000mで5位に入賞し、1999年世界ハーフマラソン選手権で13位となった。
オカヨはニューヨークシティマラソン、ボストンマラソン、ロンドンマラソンのメジャー大会で4勝を挙げた。このうちニューヨークシティマラソンでは2001年に2時間24分21秒の記録を残して優勝し、1992年にリサ・オンディエキが樹立した大会記録を19秒更新した[5]。2003年にはキャサリン・ヌデレバ、ローナ・キプラガトらを破って2度目の優勝を飾り、自身が持つ大会記録を2時間22分31秒まで縮めている[2]。
オカヨはミラノマラソン、ロックンロールマラソンでも優勝を重ねたが、女子マラソンケニア代表として出場した2004年のアテネオリンピックは途中棄権の結果に終わった。ハーフマラソンでは2003年のウーディネハーフマラソンにて優勝し、2008年のローマ・オスティアハーフマラソンで3位となった[6][7]。
主な戦績
[編集]年 | 大会名 | 開催地 | 結果 | 記録 |
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1999 | シカゴマラソン | シカゴ | 2位 | 2時間26分00秒 |
2000 | ロックンロールマラソン | サンディエゴ | 優勝 | 2時間27分05秒 |
シカゴマラソン | シカゴ | DNF | ||
ニューヨークシティマラソン | ニューヨーク | 3位 | 2時間26分36秒 | |
2001 | ロックンロールマラソン | サンディエゴ | 優勝 | 2時間25分05秒 |
ニューヨークシティマラソン | ニューヨーク | 優勝 | 2時間24分21秒 | |
2002 | ボストンマラソン | ボストン | 優勝 | 2時間20分43秒 |
ニューヨークシティマラソン | ニューヨーク | 5位[8] | 2時間27分46秒 | |
ミラノマラソン | ミラノ | 優勝 | 2時間24分59秒 | |
2003 | ボストンマラソン | ボストン | 4位 | 2時間27秒39分 |
ニューヨークシティマラソン | ニューヨーク | 優勝 | 2時間22分31秒 | |
2004 | ロンドンマラソン | ロンドン | 優勝 | 2時間22分35秒 |
アテネオリンピック | アテネ | DNF | ||
ニューヨークシティマラソン | ニューヨーク | 4位 | 2時間26分31秒 | |
2005 | ロンドンマラソン | ロンドン | 4位 | 2時間25分22秒 |
2006 | ロンドンマラソン | ロンドン | 9位 | 2時間29分16秒 |
2010 | サンパウロマラソン | サンパウロ | 2位 | 2時間40分23秒 |
記録
[編集]注釈
[編集]- ^ ケニアの学制は2010年現在プライマリー、セカンダリーの8・4年制である。オカヨが学生であった時代の1989年に8・4・6年制から8・4・4年制に変更される教育改革があった。日本国外務省 諸外国の学校情報参照
脚注
[編集]- ^ a b Athletics - Prisons Staff Line Up for National Meet allafrica.com (2007-05-31). 2011年1月1日閲覧。
- ^ a b Jere Longman (2003-11-03). NEW YORK CITY MARATHON: WOMEN; Okayo Breaks Her Record By Nearly Two Minutes ニューヨーク・タイムズ. 2011年1月1日閲覧。
- ^ John Manners and Sabrina Yohannes (2004-08-21). Focus on Athletes - Margaret Okayo IAAF. 2011年1月1日閲覧。
- ^ Diego Sampaolo (2002-12-01). Okayo fights back from Big Apple disappointment to win Milan Marathon IAAF. 2011年1月1日閲覧。
- ^ Frank Litsky (2001-11-05). MARATHON 2001: THE WINNERS; Never the Favorites, Jifar and Okayo Wear the Laurels ニューヨーク・タイムズ. 2011年1月1日閲覧。
- ^ Italian road race season off to flying start with Bekele and Okayo IAAF (2003-09-30). 2011年1月1日閲覧。
- ^ Alberto Zorzi (2008-02-24). Women’s course record goes at Rome-Ostia Half Marathon with 1:09 run IAAF. 2011年1月1日閲覧。
- ^ 6位でゴールしたが、後に他選手のドーピング失格により、5位に繰り上げ。
外部リンク
[編集]- マーガレット・オカヨ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- マーガレット・オカヨ - Olympedia
- Rosa & Associati profile:Okayo Margaret