マンハッタン・ジャズ・クインテット
マンハッタン・ジャズ・クインテット Manhattan Jazz Quintet | |
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出身地 | アメリカ合衆国ニューヨーク |
ジャンル | ジャズ |
活動期間 | 1984年-現在 |
レーベル |
キングレコード スイート・ベイジル ビデオアーツ・ミュージック |
メンバー |
デヴィッド・マシューズ ルー・ソロフ アンディ・スニッツァー チャーネット・モフェット ビクター・ルイス |
旧メンバー |
ジョージ・ヤング スティーヴ・ガッド エディ・ゴメス ジョン・パティトゥッチ デイヴ・ウェックル ピーター・アースキン |
マンハッタン・ジャズ・クインテット(Manhattan Jazz Quintet)は、アメリカ合衆国のジャズ・バンド。デヴィッド・マシューズ(ピアノ)を中心に結成され、1984年にデビュー。元々は『スイングジャーナル』誌とキングレコードの発案によるプロジェクトで、その後も日本向けの活動を中心としている。
来歴
[編集]1984年、デビュー作『マンハッタン・ジャズ・クインテット』発表。日本で大ヒットし、現在までに累計20万枚を売り上げた。当時のメンバーはデヴィッド・マシューズ(ピアノ)、ルー・ソロフ(トランペット)、ジョージ・ヤング(テナー・サックス)、チャーネット・モフェット(ベース)、スティーヴ・ガッド(ドラム)。
3作目『マイ・ファニー・バレンタイン』(1986年)より、ベーシストがエディ・ゴメス(元ビル・エヴァンス・トリオ)に交替。この頃、日本映画『ベッドタイムアイズ』の音楽を担当した。
1988年にはエディとスティーヴが脱退し、チック・コリアのリズム隊を務めていたジョン・パティトゥッチ(ベース)とデイヴ・ウェックル(ドラム)が加入。しかし、翌年にはジョンとデイヴがチック・コリアとの活動で多忙になったため脱退し、初代ベーシストのチャーネット・モフェットが復帰。ドラマーの方はスティーヴ・ガッドの復帰、ピーター・アースキンの一時的な参加を経てビクター・ルイスが加入。1980年代末期にはキングレコードを離れる。
1998年には、日野皓正との共演盤『ラウンド・ミッドナイト』を発表。
2003年、テナー・サックス奏者がジョージ・ヤングからアンディ・スニッツァーに交替。
日本向けに結成されただけに、何度も来日しており、『ライブ・アット・ピット・イン』『マイ・フェイバリット・シングス』は東京公演を、『テイク・ファイヴ』は大阪公演を収録したライブ・アルバム。
なおバンドの略称はモダン・ジャズ・カルテットと同じMJQで、マンハッタン・ジャズ・クインテットの人気が高い日本では混乱を招いたこともある(他国ではMJQといえばモダン・ジャズ・カルテットを指すことがほとんど)。
ディスコグラフィ
[編集]1980年代
- マンハッタン・ジャズ・クインテット - Manhattan Jazz Quintet(1984年)
- 枯葉 - Autumn Leaves(1985年)
- マイ・ファニー・バレンタイン - My Funny Valentine(1986年)
- ライブ・アット・ピット・イン - Live At Pit Inn(1986年)
- ザ・サイドワインダー - The Sidewinder(1986年)
- マイ・フェイバリット・シングス - My Favorite Things: Live In Tokyo(1987年)
- プレイズ・ブルーノート - Plays Blue Note(1988年)
- キャラバン - Caravan(1988年)
- フェイス・トゥ・フェイス - Face to Face(1988年)
- ベスト - The Best of Manhattan Jazz Quintet(1988年)
1990年代
- マンハッタン・ブルース - Manhattan Blues(1990年)
- ファンキー・ストラット - Funky Strut(1991年)
- マンテカ - Manteca(1992年)
- オータム・イン・ニューヨーク - Autumn In New York(1993年)
- アランフェス協奏曲 - Concierto De Aranjuez(1994年)
- ベスト・オブ・ベスト - Best of Best(1994年)
- モリタート - Moritat(1995年)
- オリジナル・ヴォイス - The Original Voice(1995年)
- フェスタ - La Fiesta(1997年)
- G線上のアリア - Air on the G String(1997年)
- ラウンド・ミッドナイト - Round Midnight(1998年)(日野皓正との連名)
2000年代
- ティーン・タウン - Teen Town(2000年)
- アイ・ゴット・リズム - I Got Rhythm(2001年)
- テイク・ファイヴ - Take Five: Live At The Symphony Hall with Century Orchestra Osaka(2001年)
- ブルー・ボッサ - Blue Bossa(2003年)
- A列車で行こう - Take The A Train(2004年)
- カム・トゥゲザー - Come Together(2005年)
- いつか王子様が - Someday My Prince Will Come(2007年)
- クロース・トゥ・バカラック - Close To Bacharach (2007年)(平賀マリカがヴォーカルで参加)
- ヴイ・エス・オー・ピー - V.S.O.P: Very Special Onetime Performance (2008年)(元メンバーであるエディ・ゴメスおよびスティーブ・ガッドが特別参加)
- ベスト・オブ・ベスト - Best 0f Best (2008年)
- 25 トリビュート・トゥ・アートブレイキー - 25 -Tribute To Art Blakey- (2009年)
外部リンク
[編集]- allmusicによる紹介(英語)
- ビデオアーツによる紹介ページ(日本語)
- ハーモニージャパンによるバイオグラフィー(日本語)