マルク・アルブレヒト
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マルク・アルブレヒト | |
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生誕 | 1964年??月??日 |
出身地 | ドイツハノーファー |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
マルク・アルブレヒト(Marc Albrecht、1964年 - )はドイツの指揮者。
経歴
[編集]1964年西ドイツニーダーザクセン州ハノーファー生まれ[1]。父は指揮者のゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトであり[1]、最初の音楽の手ほどきを父から受ける。クラウディオ・アバドが設立したグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でアシスタントを務め[1][2]、ハンブルク州立歌劇場でゲルト・アルブレヒトのアシスタントを務める。
1995年から2000年にかけてダルムシュタット歌劇場音楽監督を務める[1]。そして、2001年から2004年にはベルリン・ドイツ・オペラの客演指揮者を務めた(演目は『影のない女』)。2005年からはストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督を務め、2008年から2011年まで音楽監督を務める[3][4]。2011年から2020年までオランダ国立歌劇場、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を務める[3]。後者とは数多くの商業録音を残した。2019 年には国際オペラ賞で年間最優秀指揮者の称号を獲得した[2]。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団などに客演している[2][4]。
日本国内での演奏活動では、NHK交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団を指揮[1]。
家族・親族
[編集]- 父:ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトは指揮者。
- いとこ:ウルズラ・フォン・デア・ライエンは政治家。第13代欧州委員会委員長。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 世界の指揮者名鑑866 2010, p. 124.
- ^ a b c “Marc Albrecht” (英語). OPERA DE NATIONAL PARIS. THE OPERA. 2023年3月26日閲覧。
- ^ a b “Marc Albrecht (マルク・アルブレヒト)”. Musician Clippy. 指揮者. 2023年3月26日閲覧。
- ^ a b “マルク・アルブレヒト”. PCM. 海外アーティスト. 株式会社パシフィック・コンサート・マネジメント. 2023年3月26日閲覧。
参考文献
[編集]- ONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』音楽之友社、2010年。