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マリオネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の糸操り人形

マリオネットフランス語: LL-Q150 (fra)-Poslovitch-marionnette.wav marionnette[ヘルプ/ファイル]英語: marionette)は、人形劇でよく使われる操り人形の一つであり、特にで操るものを指す。日本では糸操り人形(いとあやつりにんぎょう)とも言う[1]

マリオネットの語源はフランス語においての「マリオ」「マリア」の親愛形である。ただし、フランス語のマリオネット (marionnette) は、糸操り人形に限定されず、英語のパペット (puppet) と同義で、動かして楽しむ人形全般を意味する。

また、操り人形(マリオネット)を人と置き換え、黒幕を操る人と置くこともできるため、マリオネットは夢小説の中では考察の糧になることもある。

マリオネットを使った作品

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マリオネットを扱った有名な話として『ピノキオ』が上げられる。

映画『サウンドオブミュージック』(1965年)では、「ひとりぼっちの羊飼い」の曲に合わせて、子どもたちがマリオネットを使って人形劇を演じるシーンが印象深い(Bil Bairdが監修)。

サンダーバード』の作者として知られるジェリーシルヴィア・アンダーソン夫妻によってスーパーマリオネーション (supermarionation) と呼ばれる、顔に使う部品もコントロールできる技術も開拓されている。

からくりサーカス』には、人間サイズ(ないしはそれより大型)のマリオネットが武器として多数登場する。

フランスの劇団ロワイヤル・ド・リュクスの作品『スルタンの象と少女』は、ラ・マシンが作った10メートル前後の巨大人形を数十人の人間で、街中で動かす人形劇である。

脚注

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  1. ^ 糸操り人形”. 日本文化いろは事典. オオミシマワークス. 2025年1月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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日本のマリオネット劇団

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日本のマリオネット専門店

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