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マリアン・ドゥジアック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獲得メダル
ポーランドの旗 ポーランド
陸上競技
オリンピック
1964 東京 男子 4×100m リレー
ヨーロッパ陸上選手権
1966 ブダペスト 男子 200m
1971 ヘルシンキ 男子 4×100m リレー

マリアン・アンジェイ・ドゥジアックポーランド語: Marian Andrzej Dudziak1941年2月2日 - )は、ポーランドの陸上競技選手。1964年東京オリンピックの銀メダリストである。

経歴

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ドゥジアックは、短距離を得意とする選手で、1964年東京オリンピックでメジャー大会デビュー。100mでは2次予選で敗退してしまったものの、ポーランド代表として、アンドレイ・ジエリンスキヴィエスラフ・マニアクマリアン・フォイクとともに出場した4×100mリレーでは、39秒3の記録でフランスと同タイムとなったが、写真判定の末2位が確定し、銀メダルを獲得した。

1966年のヨーロッパ選手権では、200mに出場し、この大会優勝したフランスのロジェ・バンビュクよりも好タイムで決勝に進出したものの、決勝では10分の1秒差でバンビュクに敗れ銀メダルとなった。また、4×100mリレーでは予選のレース中、故障のためリタイアした。

1968年メキシコシティーオリンピックでは、東京大会に引き続き100mと4×100mリレーに出場。100mは前回と同じく2次予選で敗退。前回銀メダルの4×100mリレーでは、39秒2のタイムで決勝進出8チーム中最下位に終わった。

1971年のヨーロッパ選手権では4×100mリレーに出場。このレースでは、決勝に進出した8チームのうち3チームが失格。5チームしかゴールできなかったという荒れたレースとなった。チェコスロバキアの優勝は明らかであったが、2位のフランス、3位の東ドイツはともに、バトンパスに失敗しリレーゾーンをオーバー。ドゥジアックのいたポーランドは、幸運な銀メダルを獲得した。

ドゥジアックは、1972年ミュンヘンオリンピックへの出場も期待されたが、出場することはかなわなかった。

ドゥジアックは、競技活動と並行してポズナン工科大学で機械工学を学んでおり、1974年には博士号を取得した。

主な実績

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大会 場所 種目 結果 記録
1964 オリンピック 東京(日本) 100m 6位(qf) 10秒5
1964 オリンピック 東京(日本) 4×100mリレー 2位 39秒3
1966 ヨーロッパ陸上選手権 ブダペスト(ハンガリー) 200m 2位 21秒0
1966 ヨーロッパ陸上選手権 ブダペスト(ハンガリー) 4×100mリレー - DNF
1968 オリンピック メキシコシティ(メキシコ) 100m 5位(qf) 10秒3
1968 オリンピック メキシコシティ(メキシコ) 4×100mリレー 8位 39秒2
1971 ヨーロッパ陸上選手権 ヘルシンキ(フィンランド) 4×100mリレー 2位 39秒7
  • qfは2次予選

外部リンク

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