マツムシソウ科
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マツムシソウ科 (クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||
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マツムシソウ
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Dipsacaceae Juss. (1789) | ||||||||||||||||||
属 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
マツムシソウ科(DipsaceaeまたはDipsacaceae)は、被子植物の科である。一部木本もあるがほとんどが一年草または多年草である。葉は、単葉のものと羽状複葉のものがある。
形態
[編集]花は一見キク科に似た頭状花序であるが、キク科の場合、その外側に萼のような総苞があるのに対して、マツムシソウ科のものは一般にはこれを持たない。また、雄蘂が互いに融合しないのもキク科との違いである。
花序の中にも鱗片状またはとげ状の苞葉のあるものがある。オニナベナ(チーゼル、ラシャカキグサ)はこれを利用して、古くから織物の起毛用に使われ、現在でもカシミアなどの柔らかい風合いを出すために使われる。
ユーラシアとアフリカ北部の亜熱帯から温帯にかけて、9属250種あまりが分布し、日本にもマツムシソウ、ナベナなどが自生する。
利用
[編集]花の美しいものもかなりあり、とくにセイヨウマツムシソウ(スカビオサ)はタネが市販されているが、やや栽培しにくい。
外部リンク
[編集]- Dipsacaceae in Stevens, P.F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website. Version 7, May 2006 (continuously updated since).
- Dipsacaceae in L. Watson and M.J. Dallwitz (1992 onwards). The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval.