マキシラリア・プルクラ
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マキシラリア・プルクラ | ||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Maxillaria pulchra (Schltr.) L. O.Wms. ex Corr. 1948 |
マキシラリア・プルクラ Maxillaria pulchra はラン科植物の1つ。白い5弁が目立つ花をつける。
特徴
[編集]元来は下向きに垂れ下がって生育する草本である[1]。匍匐茎が伸びて長さ35cmに達する。偽球茎はその匍匐茎上に不均等な位置で出て、その形は卵形で扁平、長さは6.5cmに達し、先端からは1枚あるいは2枚の葉を出す。葉は線形で長さ35cmまで、先端に向けて徐々に細くなり、先端は尖る。
花期は現地では4月頃である。花茎は長さ4cm、花は香りがある。萼片と側花弁はいずれも白で、萼片3枚は長楕円形で長さ3.2cm、側花弁は線状長楕円形で長さ2.8cm。いずれも中央付近で反り返る。唇弁は小さくてくさび状倒卵形で長さ0.8cn、3つに分かれている。側裂片は丸くて直立し、地色は白で、橙色の横縞が入る。中裂片は半円形で地色は黄色、白い隆起線が入り、基部は橙色の毛で覆われている。
分布
[編集]利用
[編集]洋ランとして栽培されるが、普及はしていない。
出典
[編集]- ^ 以下、主として唐澤(2003),p.270
参考文献
[編集]- 唐澤耕司、『原種ラン図鑑 I解説編』、(2003)、日本放送出版協会