コンテンツにスキップ

マイケル・ラーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイケル・ラーマ
基本情報
本名 マイケル・レルマ
(Michael Lerma)
通称 ボディ・スナッチャー
(Body Snatcher)
階級 スーパーウェルター級
身長 182cm
リーチ 183cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1973-11-18) 1973年11月18日(51歳)
出身地 テキサス州ウェーコ
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 40
勝ち 29
KO勝ち 20
敗け 10
引き分け 1
テンプレートを表示

マイケル・ラーマMichael Lerma1973年11月18日 - )は、アメリカ合衆国男性プロボクサーK-1への出場経験がある。

来歴

[編集]

プロボクサー時代

[編集]

1997年12月10日にテキサス州で行われたWBFアメリカ大陸ジュニアミドル級王者決定戦で、ホドリゴ・ロペス(メキシコ)を1R2:45TKOで下し、自身初の王座を獲得した。翌年2月25日には、同じくテキサス州で行われた防衛戦で、ホセ・ルイス・バルタザル(メキシコ)を6R2:55TKOで下し、初防衛に成功した。

2000年11月11日に、ワシントンで行われた空位のWBB世界ミドル級王者決定戦でカンドリー・ロバートソンと対戦。7R2:31KO勝ちし、自身2つ目の王座を獲得した。

2003年3月24日に、アメリカ・ロサンゼルスで行われたWBCアメリカ大陸スーパーウェルター級王者決定戦でアルフレッド・アンカマーを12R3-0の判定で下し王座を獲得した。

2004年4月17日にダニエル・サントスの持つWBO世界スーパーウェルター級王座に挑戦。序盤にサントスの左目蓋をカットするも12R3-0の判定で破れ、王座奪取に失敗した。同年9月16日にロドニー・ジョーンズの持つNABFスーパーウェルター級王座に挑戦。最高12点差を付けられる圧倒的な差で12R3-0の判定負けし、王座奪取に失敗した。

K-1参戦

[編集]

2004年10月13日、K-1須藤元気と対戦。この試合の1か月前までボクシングの試合をしており、ほとんど準備無しでK-1ルールに挑んだ。試合は得意のボディブローで健闘を見せたが、須藤の膝蹴りで右眉の上をカットしTKO負け。これは、ボクシングを含む自身のプロ格闘技歴において初のKO負けであった。敗れたラーマはボクシングでの須藤との再戦を要求した。

総合格闘技参戦

[編集]

戦績

[編集]
  • プロボクシング: 40戦 29勝 20KO 10敗 1分
  • プロキックボクシング: 1戦 1敗
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 須藤元気 2R 2:09 TKO(右眉上のカット) K-1 WORLD MAX 2004 〜世界王者対抗戦〜 2004年10月13日
  • 総合格闘技: 1戦 1敗
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 秋山成勲 1R 2:47 TKO(パウンド) K-1 WORLD MAX 2005 〜世界王者対抗戦〜 2005年10月12日

獲得タイトル

[編集]

K-1での紹介について

[編集]

K-1では彼を「ボクシング世界王者」と紹介したがヴァージル・カラコダと同様、彼をボクシング世界王者として宣伝することは誤っている。ラーマが獲得したWBB世界ミドル級王座というタイトルはメジャー4団体(WBA, WBC, IBF, WBO)とはまったく比べ物にならない、レベルと権威の低い、マイナー団体のタイトルであり、ボクシング界では「世界チャンピオン」とは認められていない。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]