コンテンツにスキップ

ポール・ブラウン (ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポール・ブラウン
Paul Brown
出生名 Paul Raymond Brown
生誕 (1956-07-08) 1956年7月8日(68歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル ジャズポップスソウルR&B
職業 ミュージシャン、音楽プロデューサー、エンジニア
担当楽器 ギター、ボーカル
公式サイト paulbrownjazz.com

ポール・ブラウンPaul Brown1956年7月8日 - )は、アメリカ合衆国ロサンゼルス出身のレコーディング・エンジニア音楽プロデューサースムーズジャズフュージョンを中心に活動。2004年からはギタリストやボーカリストも務める。

略歴

[編集]

5歳よりドラムを演奏し始め、7歳でギターを手にする。ビートルズピーター・ガブリエルをカバーしていた。15歳よりアシスタント・プロデューサーを始める。グラミー賞の受賞歴を2回持つ。

エンジニアとして活動しており、ボビー・コールドウェル等のエンジニアを務める。コールドウェルのツアー中に1991年当時彼のバック・ミュージシャンをしていたボニー・ジェイムスを見出し、成し上げたことでプロデューサーとして一気に名を上げる。ピーター・ホワイトカーク・ウェイラムラリー・カールトンノーマン・ブラウンパティ・オースティンジョージ・ベンソン等、数多くのアーティストを手がけ、ヒット・チャートを賑わし、スムーズジャズ・ブームの一翼を担う。

2004年にはギタリストとしてアルバム『アップ・フロント』をスムーズジャズ・レーベルの最大手GRPレコードより発表し待望のソロ・デビューを果たす。自身がプロデュースしたことのあるボニー・ジェイムスやピーター・ホワイトなどが参加。ジャズ・スタンダードの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」やジェームス・テイラーの「寂しい夜 (Don't Let Me Be Lonely Tonight)」等をカバーしており、ボーカル曲にも挑戦している。シングル「24/7」はラジオ&レコーズで2位を獲得。この成績に「プロデューサー以上に一アーティストとしての自信もある」と言う。2005年にはアルバム『ザ・シティ』を発表。より奔放にファンキーなプレイを見せる。

2007年にはピーク・レコードに移り、2月にPaul Brown & Friends名義で『White Sand』を発売。名前にあるように、ジェシー・Jアル・ジャロウ、ボニー・ジェイムス、ボビー・コールドウェル、デイヴィッド・ベノワリナユージ・グルーヴリック・ブラウンら友人たちを呼んだ、豪勢なアルバムとなっている。

プロデュース業

[編集]

ディスコグラフィ

[編集]

リーダー・アルバム

[編集]
  • 『アップ・フロント』 - Up Front (2004年、GRP)
  • 『ザ・シティ』 - The City (2005年、GRP)
  • White Sand (2007年、Peak)
  • Foreign Xchange (2009年、eak) ※with マーク・アントワン
  • Love You Found Me (2010年、Shanachie)
  • The Funky Joint (2012年、Woodward Avenue)
  • 『トゥルース・ビー・トールド』 - Truth B Told (2014年、Woodward Avenue)
  • One Way Back (2016年、Woodward Avenue)
  • Uptown Blues (2018年、Woodward Avenue)
  • Ones Upon A Time (2020年、Woodward Avenue)
  • Soul Searchin' (2021年、Shanachie) ※with ラリー・カールトン
  • Promised Land (2022年、Shanachie)

外部リンク

[編集]