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ポンタルリエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Pontarlier

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏
(département) ドゥー県
(arrondissement) ポンタルリエ郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 25462
郵便番号 25300
市長任期 パトリック・ジャンル
2008年-2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du Larmont
人口動態
人口 18,939人
2007年
人口密度 458人/km2
住民の呼称 Pontissalienne, Pontissalien
地理
座標 北緯46度54分24秒 東経6度21分20秒 / 北緯46.9066度 東経6.35555度 / 46.9066; 6.35555座標: 北緯46度54分24秒 東経6度21分20秒 / 北緯46.9066度 東経6.35555度 / 46.9066; 6.35555
標高 平均:m
最低:811 m
最高:1323 m
面積 41.35km2 (4 135ha)
Pontarlierの位置(フランス内)
Pontarlier
Pontarlier
公式サイト http://www.ville-pontarlier.fr
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ポンタルリエPontarlier)は、フランスブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏ドゥー県コミューン

オー・ドゥー地方の商業、文化、観光の中心地で、標高800キロメートルを超えるポンタルリエは、ブザンソンに次いで2番目に国内で標高の高い場所にあるコミューンである[1]

地理

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県の中央部東寄りにあるポンタルリエは、スイス国境から20キロメートルほどしか離れていない。ブザンソンの南東約60キロメートルの場所にある。

ラルモン山のふもとの高原に位置し、ドゥー川が流れる。

交通

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ポンタルリエ駅には、パリ-ベルン間を走るTGVが毎日往復停車する。ポンタルリエ飛行場はコミューン西部にある。

語源

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16世紀に描かれたポンタルリエ
オテル・ド・ヴィル前の通り

ローマ時代に書かれたアントニヌス旅行記(en)によれば、ウルバ(現在はスイスのコミューン、オルブ英語版)とウェソンティオ(ブザンソン)の中間にアリオリカ(Ariolica)があり、これがポンタルリエのこととされる[2]。またアブロリカ(Abrolica)とも呼ばれた。ローマ時代に記された旅行記タブラ・ペウティンゲリアナによれば、Ariarica、AriolicaまたはAbiolicaと呼ばれていた[3]。ガリア語ではアリオリカとは『崖の前の土地』を意味するが、湿地を意味するArelasに由来するとされる[4] · [5] · [6]

歴史

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中世のポンタルリエは、南北ヨーロッパをつなぐ貿易の軸上にあった。以降、ポンタルリエは対スイス国境の商業中心地であった。ポンタルリエから5キロメートル離れたジュー峡谷は、古代よりジュラ山脈を越える最初の峠であった。オー・ドゥー地方の他コミューン同様、ポンタルリエは十年戦争(fr、フランシュ=コンテ支配をめぐるフランス=スペインの戦争)においてフランスの侵略を受けなかった。1639年1月には占領され略奪を受けた。

ポンタルリエは1915年に禁止されるまで、アブサン酒の一大生産地であった。アブサンの中心地のようにみなされてきた。

第二次世界大戦中ドイツに占領され、解放されたのは1944年9月であった。

出身者

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姉妹都市

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脚注

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  1. ^ D'après Pontarlier, une ville de caractère”. 2008年8月5日閲覧。
  2. ^ Dictionary of Greek and Roman Geography vol. 1”. p. 214. 2008年8月5日閲覧。
  3. ^ D'après Xavier Delamarre (2003). "Dictionnaire de la langue gauloise". www.arbre-celtique.com. Errance, Paris. 2008年8月5日閲覧
  4. ^ Mémoires pour servir à l'histoire de la ville de Pontarlier”. p. 125. 2008年8月5日閲覧。
  5. ^ Histoire des villes de France, avec une introduction générale pour chaque province, tome 5”. p. 267. 2008年8月5日閲覧。
  6. ^ Le roman en vers de très-excellent, puissant et noble homme Girart de Rossillon”. p. 370. 2008年8月5日閲覧。