ポンタルリエ
Pontarlier | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏 |
県 (département) | ドゥー県 |
郡 (arrondissement) | ポンタルリエ郡 |
小郡 (canton) | 小郡庁所在地 |
INSEEコード | 25462 |
郵便番号 | 25300 |
市長(任期) |
パトリック・ジャンル (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté de communes du Larmont |
人口動態 | |
人口 |
18,939人 (2007年) |
人口密度 | 458人/km2 |
住民の呼称 | Pontissalienne, Pontissalien |
地理 | |
座標 | 北緯46度54分24秒 東経6度21分20秒 / 北緯46.9066度 東経6.35555度座標: 北緯46度54分24秒 東経6度21分20秒 / 北緯46.9066度 東経6.35555度 |
標高 |
平均:m 最低:811 m 最高:1323 m |
面積 | 41.35km2 (4 135ha) |
公式サイト | http://www.ville-pontarlier.fr |
ポンタルリエ (Pontarlier)は、フランス、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏、ドゥー県のコミューン。
オー・ドゥー地方の商業、文化、観光の中心地で、標高800キロメートルを超えるポンタルリエは、ブザンソンに次いで2番目に国内で標高の高い場所にあるコミューンである[1]。
地理
[編集]県の中央部東寄りにあるポンタルリエは、スイス国境から20キロメートルほどしか離れていない。ブザンソンの南東約60キロメートルの場所にある。
ラルモン山のふもとの高原に位置し、ドゥー川が流れる。
交通
[編集]ポンタルリエ駅には、パリ-ベルン間を走るTGVが毎日往復停車する。ポンタルリエ飛行場はコミューン西部にある。
語源
[編集]ローマ時代に書かれたアントニヌス旅行記(en)によれば、ウルバ(現在はスイスのコミューン、オルブ)とウェソンティオ(ブザンソン)の中間にアリオリカ(Ariolica)があり、これがポンタルリエのこととされる[2]。またアブロリカ(Abrolica)とも呼ばれた。ローマ時代に記された旅行記タブラ・ペウティンゲリアナによれば、Ariarica、AriolicaまたはAbiolicaと呼ばれていた[3]。ガリア語ではアリオリカとは『崖の前の土地』を意味するが、湿地を意味するArelasに由来するとされる[4] · [5] · [6]。
歴史
[編集]中世のポンタルリエは、南北ヨーロッパをつなぐ貿易の軸上にあった。以降、ポンタルリエは対スイス国境の商業中心地であった。ポンタルリエから5キロメートル離れたジュー峡谷は、古代よりジュラ山脈を越える最初の峠であった。オー・ドゥー地方の他コミューン同様、ポンタルリエは十年戦争(fr、フランシュ=コンテ支配をめぐるフランス=スペインの戦争)においてフランスの侵略を受けなかった。1639年1月には占領され略奪を受けた。
ポンタルリエは1915年に禁止されるまで、アブサン酒の一大生産地であった。アブサンの中心地のようにみなされてきた。
第二次世界大戦中ドイツに占領され、解放されたのは1944年9月であった。
出身者
[編集]姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ D'après “Pontarlier, une ville de caractère”. 2008年8月5日閲覧。
- ^ “Dictionary of Greek and Roman Geography vol. 1”. p. 214. 2008年8月5日閲覧。
- ^ D'après Xavier Delamarre (2003). "Dictionnaire de la langue gauloise". www.arbre-celtique.com. Errance, Paris. 2008年8月5日閲覧。
- ^ “Mémoires pour servir à l'histoire de la ville de Pontarlier”. p. 125. 2008年8月5日閲覧。
- ^ “Histoire des villes de France, avec une introduction générale pour chaque province, tome 5”. p. 267. 2008年8月5日閲覧。
- ^ “Le roman en vers de très-excellent, puissant et noble homme Girart de Rossillon”. p. 370. 2008年8月5日閲覧。