ボンバーマンGB2
ジャンル | 固定画面アクション |
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対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | ハドソン |
発売元 | ハドソン |
プロデューサー | 宮本徳人 |
ディレクター | 五井智久 |
デザイナー | ちくだゆうこ |
プログラマー | いけだともなり |
音楽 | 福田裕彦 |
美術 |
水野祥司 吉見直人 |
シリーズ | ボンバーマンシリーズ |
人数 | 1 - 4人(対戦プレイ) |
メディア | 2メガビットロムカセット |
発売日 |
1995年8月10日 1998年4月 |
デバイス |
通信ケーブル マルチプレイヤー5対応 スーパーゲームボーイ対応 |
その他 |
型式: DMG-AB2J-JPN DMG-AB2E-USA |
『ボンバーマンGB2』(ボンバーマンジービー2)は、1995年8月10日に日本のハドソンから発売された固定画面アクションゲーム。『ボンバーマンシリーズ』のゲームボーイ用ソフト第3作目。
1人用モードでは主人公のインディーボンバーが伝説の秘宝を探索中に迷い込んだ地下迷宮から脱出する事を目的としている。マルチプレイヤー5使用によって最大4人での対戦プレイが可能となっている。欧米では前作がワリオをキャラクターに追加した『Wario Blast: Featuring Bomberman!』として発売されたため、本作は「2」表記の無い『BOMBERMAN GB』として発売された。
開発はハドソンが行い、前作『ボンバーマンGB』(1994年)に続きプロデューサーは宮本徳人、音楽は福田裕彦が担当した他、原画は『スーパーボンバーマン3』(1995年)を手掛けた水野祥司と吉見直人が担当している。
本作は、後に発売されたゲームボーイ用ソフト『ボンバーマンコレクション』(1996年)にて、『ボンバーボーイ』(1990年)および前作と共に再録されている。
ゲーム内容
[編集]ストーリーモード
[編集]8つのエリアから成り、1エリアは5面+ボス戦1面で構成されている。それぞれのエリアには2つのクリア条件が設定されており、エリア開始時にどちらかを選ぶ。クリア条件は「レッスンモード」で試すことができる。『ボンバーマンGB』の、各エリアのボスを倒すとアイテムが手に入るシステムを引き継いでいる。
バトルモード
[編集]スーパーゲームボーイ対応で4人同時対戦ができる。尚、ゲームボーイでもパスワードを『5656』と入力すれば対戦が可能(相手はCOMのみ)。
レッスンモード
[編集]ステージのクリア条件やトラップの種類を確認して、実際にプレイをして練習するモード。このモードのみ操作するキャラクターがインディーボンバーではなく、ボンバーマンになる。
設定
[編集]ストーリー(ストーリーモード)
[編集]あらゆる願いを叶えると云われる伝説の秘宝を求めて旅するインディーボンバー。ついにその秘宝のありかを突き止めたその時、地割れに呑まれ地中深く落ちてしまった。こうしてインディーボンバーの新たなる冒険が始まる。
登場キャラクター
[編集]- インディーボンバー
- 『GB2』の主人公。遠い昔に凄腕の冒険家として名を馳せていたボンバーマンで、白ボンバーマンの祖先である。
- 名前どおりソフト帽にレザージャケット、ムチ装備のインディ・ジョーンズスタイルで、ムチを使って爆弾を飛ばす事ができる(ボムキックと同様の効果)。
- バトルモードでは1プレイヤーキャラクターを担当する。
- 白ボンバーマン
- バトルモードとレッスンモードのみ登場し、レッスンモードプレイヤーと2プレイヤーキャラクターを担当する。
- 黒ボンバーマン
- バトルモードのみ登場する。3プレイヤーキャラクターを担当する。
- プリティボンバー
- バトルモードのみ登場する。4プレイヤーキャラクターを担当する。
- カース
- 鬼のような顔面。目から雑魚敵を2匹吐き出す。雑魚敵がボスにくっついている時は無敵。倒すとムチが手に入る。
- マッドポット
- 壺に入っているカエル。回転している間は無敵。倒すとダッシュが手に入る。
- コリントマン
- 石柱の姿をしたボスキャラ。飛んで追いかけている間は無敵。倒すとラインボムが手に入る。
- ダイマミー
- 全身に包帯を巻いたミイラ。途中で止まりながらも非常に速く動き、3方向へビームを放つ。倒すとタックルが手に入る。
- サンドクロウラ
- サソリ。動いている間は無敵。両手のハサミと尻尾を飛ばしてくる。倒すとモトボンバーが手に入る。
- フレイムカップ
- 杯に火が灯された姿をしたボスキャラ。ジャンプしながら追いかけてきて、火球を一発ずつ発射する。
- ジャングルヘッド
- 巨大な仮面。炎を吐いたり、たいまつ型ブーメランを2本放ったりして攻撃してくる。倒すとフルパワーが手に入る。
- ゴールドマスク
- 本作のラスボス。前半はグルグルと回りながら弾を吐く。この間は無敵。後半は二つに分裂し、レーザーを放つ。色が白い方にしかダメージが入らず、なおかつ一度ダメージを与えると色が入れ替わる。
- デススカル
- ゴールドマスクを倒すと現れる第二形態。攻撃は単調ではあるが、体力が非常に高いうえに残像を残しながら素早くインディーボンバーを追いまわす。また、一瞬止まった時に弾を放つ。ほとんどの敵同様に止まっている時にしかダメージを与えられないが、止まっている時間が非常に短い。
スタッフ
[編集]- ゲーム・デザイン:ちくだゆうこ
- グラフィック:池田陽介
- プログラム:いけだともなり
- サウンド・スタッフ
- 作曲:福田裕彦
- オペレーター:守尾崇
- サウンド・ディレクター:中神紀之
- 音楽制作:電気未来社
- 原画:水野祥司、吉見直人
- アドバイザー:阿諏訪理子、渡辺達光、東明彦、滝本利昭
- スーパーバイザー:松永智史、大久保則雄、緒方健次
- スペシャル・サンクス:藤原茂樹、白水薫里、澤口岳志、高橋抄太
- ディレクター:五井智久
- プロデューサー:宮本徳人
評価
[編集]評価 | ||||||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・5・4・5の合計21点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.3点(満30点)となっている[3]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.6 | 3.0 | 3.1 | 3.2 | 3.4 | 3.1 | 19.3 |
脚注
[編集]- ^ a b c “Bomberman GB for Game Boy (1995)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2021年1月3日閲覧。
- ^ a b “ボンバーマンGB2 まとめ [ゲームボーイ]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2021年1月3日閲覧。
- ^ a b 超絶 大技林 1998, p. 529.
参考文献
[編集]- 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、529頁、ASIN B00J16900U。
外部リンク
[編集]- ボンバーマンGB2(ハドソンゲームナビ) - ウェイバックマシン(2007年10月12日アーカイブ分)
- ボンバーマンGB2(コレクション版)(ハドソン公式サイト) - ウェイバックマシン(2010年4月6日アーカイブ分)
- Bomberman GB - MobyGames