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ボルネオコクジャク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボルネオコクジャク
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書II類
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: コクジャク属 Polyplectron
: ボルネオコクジャク
P. schleiermacheri
学名
Polyplectron schleiermacheri
Brüggemann, 1877
和名
ボルネオコクジャク
英名
Bornean peacock-pheasant

ボルネオコクジャクPolyplectron schleiermacheri)は、キジ目キジ科コクジャク属に分類される鳥類

分布

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インドネシア中部カリマンタン州西カリマンタン州東カリマンタン州)、マレーシアサバ州)<ボルネオ島固有種

形態

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全長オス50cm、メス35.5cm。翼長オス20cm、メス16.5-18cm。上面は赤褐色の羽毛で被われ、黒い斑点が入る。喉は白、体下面は黒い羽毛で被われる。

オスは頭頂の羽毛はやや伸長(冠羽)する。胸部側面は金属光沢のある青緑色の羽毛で被われる。背や尾羽、翼に緑紫色の眼状斑が入る。メスは冠羽がない。背や尾羽、翼に入る斑紋は三角形で黒い。

分類

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以前はエボシコクジャクの亜種とされることもあった。

生態

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低地にある熱帯雨林に生息する。

食性は雑食で、飼育下では昆虫などを食べた例がある。

繁殖形態は卵生。飼育下では1回に3個の卵を産んだ例がある。抱卵期間は20-22日。

人間との関係

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開発や森林火災による生息地の破壊などにより生息数は減少している。

関連項目

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参考文献

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  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社2000年、158-159頁。
  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、121、177頁。

外部リンク

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