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ボイジャー・オブ・ザ・シーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ
Voyager of the Seas
大阪港(天保山)に停泊中の本船(2018年)
基本情報
船種 クルーズ客船
船籍 バハマの旗 バハマ
運用者 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
建造所 アーケル・フィンヤーズ
母港 ナッソー
姉妹船 エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ
アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ
ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ
マリナー・オブ・ザ・シーズ
信号符字 C6SE5
IMO番号 9161716
MMSI番号 311317000
経歴
竣工 1999年10月27日
就航 1999年11月
要目
総トン数 137,276トン
載貨重量 11,132トン
全長 311.1m
48.0m(水線部38.6m)
高さ 63.0m
喫水 8.8m
機関方式 ディーゼル・エレクトリック
出力 57,105馬力
航海速力 22.1ノット
旅客定員 3,138人(最大3,840名)
乗組員 1,181人
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ボイジャー・オブ・ザ・シーズVoyager of the Seas)は、アメリカロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航するクルーズ客船

概要

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ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社がポストパナマックスクラスとして建造したクルーズ客船で、全5隻からなるボイジャー級の一番船である。 客室は全部で1,557室あり、そのうちの939室が海側に面している。建造当時は世界最大のクルーズ客船であった。

建造はフィンランドトゥルクにあるアーケル・フィンヤーズで行われた。クルーズ客船では初めてスケートリンクを備えたこともあり、フィギュアスケート選手のカタリナ・ビットが命名を行った[1]

日本への初寄港は2012年6月21日で、初寄港地である博多港から長崎港神戸港と巡った。

2019年に約100億円をかけた改修工事が行われ、2本のレーサー型ウオータースライダー「ザ・パーフェクト・ストーム」やレーザータグ施設などを新設したほか、内側客室とバルコニー客室を計72室増設した。本年度下期はシドニー、2020年はシンガポールを母港とする東南アジアラインのクルーズ客船として運用される予定[2]

船内施設

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  • スケートリンク
  • ロッククライミング施設
  • ローラー・ブレード専用トラック
  • 船上アーケード
  • レストラン
  • バー・ラウンジ
  • カフェプロムナード
  • アクアリウムバー
  • カジノ
  • ゴルフ・シミュレーター
  • ミニ・ゴルフコース
  • スパ・フィットネスセンター
  • キッズルーム
  • バスケットボールコート

同型船

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  • エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ
2000年10月就航
就航海域:北大西洋、カリブ海
  • アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ
2001年11月就航
就航海域:カリブ海
  • ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ
2002年12月就航
就航海域:カリブ海、ヨーロッパ
  • マリナー・オブ・ザ・シーズ
2003年11月就航
就航海域:カリブ海、南アメリカ、メキシコ、太平洋

画像

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参考文献

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  • 海事プレス社『クルーズシップ・コレクション2012-2013』4月臨時増刊

脚注

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注釈・出典

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関連項目

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外部リンク

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記録
先代
グランド・プリンセス
世界最大の客船
19992000年
次代
エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ