ホロコースト (イギリスのバンド)
ホロコースト Holocaust | |
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出身地 | スコットランド エディンバラ |
ジャンル | ヘヴィメタル、NWOBHM |
活動期間 | 1977年 - 1983年、1984年、1988年 - |
レーベル | Phoenix Record and Filmworks、Edgy |
共同作業者 | ホログラム |
メンバー |
ジョン・モーティマー スコット・ウォレス マーク・マクグラス |
旧メンバー |
エド・ダドリー ゲイリー・レティス ロビン・ベッグ ポール・コリンズ スティーヴン・カウエン グラハム・ホール イエイン・マッケンジー ジョン・マッカリム デヴィッド・ロージー ニッキー・アークレス ロン・レヴィン ブライアン・バートリー レイモンド・マーシアーノ グラハム・カウエン アンディ・コリアー |
ホロコースト(Holocaust)は、1977年に結成されたスコットランドのエディンバラを拠点とするヘヴィメタル・バンド[1]。
ブラック・サバス、ジューダス・プリースト、モーターヘッド、AC/DC、UFO、レッド・ツェッペリン、ラッシュ、バッジーの影響を受けた現在のラインナップは、ジョン・モーティマーのギターとボーカル、スコット・ウォレスのドラム、マーク・マクグラスのベースとなっている。オリジナル・ラインナップには、ギタリストのジョン・モーティマーとエド・ダドリー、ボーカリストのゲイリー・レティス、ベーシストのロビン・ベッグ、ドラマーのニック・ブロッキーが含まれていた[1]。1983年、ギタリストのエド・ダドリーがバンドを脱退し、ホログラム (Hologram)という名前でアルバムを作成してリリースした[1]。ホロコーストは、1970年代後半から1980年代初頭にかけて、NWOBHMとして最高のスコットランドのバンドの1つとなり、当時のより商業的なニュー・ウェイヴから逸脱し、パンク・ロックのテンポと空気を伴う初期のメタルを音楽に組み合わせていた。
ジョン・モーティマー主導のホロコーストは、多くのプログレッシブ・メタル、スラッシュメタル、ポスト・パンクの影響をサウンドに取り入れ、アルバム『The Sound of Souls』やコンセプト・アルバム『聖約』などの複雑な作品をリリースした。バンドの現在の3人組によるラインナップは2003年以来変わらず[2]、2015年にEP『Expander』とアルバム『Predator』をリリースし、最近では2019年にアルバム『Elder Gods』をリリースした[3]。
ホロコーストの最も有名な曲は、メタリカが1987年にリリースした『メタル・ガレージ』でカバーされ、1998年のコンピレーション・アルバム『ガレージ・インク』に再登場した「The Small Hours」であろう[1]。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- The Nightcomers (1981年)
- Steal the Stars (1983年) ※ホログラム (Hologram)名義
- No Man's Land (1984年)
- The Sound of Souls (1989年)
- Hypnosis of Birds (1992年)
- 『スピリッツ・フライ』 - Spirits Fly (1996年)
- 『聖約』 - Covenant (1997年)
- The Courage to Be (2000年)
- Primal (2003年)
- Predator (2015年)
- Elder Gods (2019年)[4]
ライブ・アルバム
[編集]- Live (Hot Curry & Wine) (1983年)
EP、シングル
[編集]- "Heavy Metal Mania" (1980年) ※7インチ
- Heavy Metal Mania (1980年) ※12インチ
- "Smokin' Valves" (1980年) ※7インチ
- Smokin' Valves (1980年) ※12インチ
- Live from the Raw Loud 'n' Live Tour (1981年) ※7インチ
- Comin' Through (1982年) ※12インチ
- Heavy Metal Mania '93 (1993年) ※CD
- Expander (2013年) ※CD
コンピレーション・アルバム
[編集]- NWOBHM '79 Revisited (1990年) ※オムニバス。「Death or Glory」収録
- 『ベスト・オブ・ホロコースト〜スモーキン・ヴァルヴズ』 - Smokin' Valves: The Anthology (2003年)
映像作品
[編集]- Live from the Raw Loud 'n' Live Tour (1981年) ※2004年にDVD化
カバー・バージョン
[編集]- メタリカが「The Small Hours」をカバーした(上記の通り)[5]。
- ガンマ・レイが、1996年のライブ・アルバム『アライヴ'95』で「Heavy Metal Mania」をカバーした[6]。1995年のアルバム『ランド・オブ・ザ・フリー』のボーナス曲としてリリースされたスタジオ・バージョンもある。2013年、ガンマ・レイはEP『マスター・オブ・コンフュージョン』に「Death or Glory」を録音した[7]。
- シックス・フィート・アンダーが、1997年のアルバム『ウォーパス』で、アルバム『The Nightcomers』収録の「Death or Glory」をカバーした[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c d Colin Larkin, ed (1995). The Guinness Who’s Who of Heavy Metal (Second ed.). Guinness Publishing. p. 172. ISBN 0-85112-656-1
- ^ “Holocaust the Band (Official)”. Facebook.com. 2022年1月14日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 23 December 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。23 December 2015閲覧。
- ^ “Holocaust | Album Discography”. AllMusic. 2022年1月14日閲覧。
- ^ “The $5.98 E.P.: Garage Days Re-Revisited - Metallica | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. 2022年1月14日閲覧。
- ^ “Alive '95 - Gamma Ray | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. 2022年1月14日閲覧。
- ^ “Master of Confusion - Gamma Ray | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. 2022年1月14日閲覧。
- ^ “Warpath - Six Feet Under | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. 2022年1月14日閲覧。