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ホルシュタイン・キール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホルシュタイン・キール
原語表記 Kieler Sportvereinigung Holstein
愛称 Die Störche
クラブカラー 青と白
創設年 1900年
所属リーグ ブンデスリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の旗 キール
ホームスタジアム
ホルシュタイン・シュタディオン
収容人数 15,034
代表者 ドイツの旗 シュテファン・シュニークロート
監督 ドイツの旗 マルセル・ラップ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ホルシュタイン・キールHolstein Kiel)は、ドイツキールを本拠地とするサッカークラブ。総合スポーツクラブであり、サッカー以外でもハンドボール、テニス、チアリーディングなどの活動が行われている。

歴史

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1900年に発足。1910年に準優勝、1912年にはドイツ・チャンピオンの座を勝ち取っている。第二次世界大戦中の1943年には、ドイツ優勝決定戦において4強に残り、3位決定戦でヴィエナ・ウィーン(当時はオーストリアもドイツ領)に勝利した。第二次世界大戦後はかつてのような成功を収めることができず、主に3部・4部リーグに在籍している。

国内カップ戦においては1941年の4強進出が最高。準決勝はシャルケ04に0対6で敗れた。その後、目立った成績はみられなかったが、2002年の1回戦では1部のヘルタ・ベルリンに勝利した。また、2011/2012シーズンDFB Pokalでは前年のブンデスリーガ王者のボルシア・ドルトムントに敗れた(0-4)ものの、準々決勝まで進出した。

2005年から2006年のシーズンにかけて、序盤より好調な成績を収めてブンデスリーガ2部への昇格を期待されたが、後半戦で急激に失速して4位に終わり、昇格は果たせなかった。

2014-15シーズンにはブンデスリーガ3部で3位となったが、2部16位の1860ミュンヘンとのプレーオフに敗れ、今回も2部昇格を果たせなかった。

2016-17シーズンで3部で2位となり、悲願だった2部昇格を果たした。

2017-18シーズンは昇格1年目ながら3位となり、1部16位のVfLヴォルフスブルクとの入れ替えプレーオフに挑んだが、2戦合計1-4で2年連続での昇格を逃し、初のブンデスリーガ1部昇格とはならなかった。

2020-21シーズンも2部で上位争いを繰り広げ、2021年1月にはDFBポカール2回戦でFCバイエルン・ミュンヘンをPK戦の末に下すというアップセットを起こした。リーグ戦は最終節にSpVggグロイター・フュルトに追い抜かれ3位転落。入れ替えプレーオフを闘うことになり、1.FCケルンに2戦合計2-6でまたしても1部昇格はならなかった。

5月11日、首位で迎えたホーム最終戦、勝点差5の3位フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦で引き分け、ザンクトパウリに首位を奪われ2位転落とはなったものの、1試合を残してシーズン2位以上が確定、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を達成した[1][2][3]。最終節、アウェーでハノーファー96に2-1と勝利したものの、ザンクトパウリも勝利したため最終順位は2位となった。

2024-25シーズンは、ブンデスリーガ史上58クラブ目、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のクラブとしては初参戦となり、かつハンザ・ロストックを超え、ドイツ国内最北のブンデスリーガクラブとなる[4]

タイトル

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国内タイトル

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国際タイトル

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  • なし

過去の成績

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シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2001–02 レギオナルリーガ 34 10 12 12 36 51 42 13位
2002–03 34 10 12 12 54 54 42 13位 2回戦敗退
2003–04 34 11 9 14 52 46 42 12位 1回戦敗退
2004–05 36 14 6 16 54 46 48 10位
2005–06 36 19 9 8 64 42 66 4位 1回戦敗退
2006–07 36 13 9 14 42 52 48 15位
2007–08 オーバーリーガ 34 20 9 5 73 28 69 1位 1回戦敗退
2008–09 レギオナルリーガ 34 21 10 3 54 22 73 1位 1回戦敗退
2009–10 ブンデスリーガ3部 38 9 11 18 43 61 38 19位
2010–11 レギオナルリーガ 34 15 10 9 65 36 55 6位
2011–12 34 24 3 7 73 31 75 2位 準々決勝敗退
2012–13 30 20 7 3 74 27 67 1位
2013–14 ブンデスリーガ3部 38 10 15 13 42 38 45 16位
2014–15 38 18 13 7 53 30 67 3位 1回戦敗退
2015–16 38 12 12 14 44 47 48 14位 1回戦敗退
2016–17 38 18 13 7 59 25 67 2位
2017–18 ブンデスリーガ2部 34 14 14 6 71 44 56 3位 2回戦敗退
2018-19 34 13 10 11 60 51 49 6位 ベスト16
2019-20 34 11 10 13 53 56 43 11位 2回戦敗退
2020-21 34 18 8 8 57 35 62 3位 準決勝敗退
2021-22 34 12 9 13 46 54 45 9位 2回戦敗退
2022-23 34 12 10 12 58 61 46 8位 1回戦敗退
2023-24 34 21 5 8 65 39 68 2位 2回戦敗退
2024-25 ブンデスリーガ

現所属メンバー

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2023-24シーズン ブンデス2部 開幕戦フォーメーション (3-4-1-2)
2023年7月1日現在[5]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ドイツ ティモン・ヴァイナードイツ語版
3 DF ドイツ マルコ・コメンダ英語版 ()
4 DF ドイツ パトリック・エラス英語版
5 DF スウェーデン カール・ヨハンソン英語版
6 MF セルビア マルコ・イヴェズィク英語版
7 MF ドイツ スティーヴン・スクリプスキ
8 MF ドイツ フィン・ポラス英語版
9 FW オーストリア ベネディクト・ピヒラー英語版
10 MF ドイツ ルイス・ホルトビー
11 FW ドイツ バムアカ・シマカラ英語版 ()
13 FW 日本 町野修斗
15 MF ドイツ マーヴィン・シュルツ英語版
16 MF ドイツ フィリップ・サンダー英語版
17 DF ドイツ ティモ・ベッカー英語版
No. Pos. 選手名
18 DF ドイツ トム・ローテ英語版
19 FW アイスランド ホルンベルト・フリジョンソン英語版
20 FW ドイツ ヤン=フィーテ・アルプ
21 GK ドイツ トーマス・デーネ
22 MF ドイツ ニコライ・レンベルグ英語版
23 DF ドイツ ラッセ・ロゼンブームドイツ語版
26 MF ドイツ ルーカス・ウルフ英語版
27 FW ドイツ ヨシュア・メーズ英語版
28 MF ドイツ アウレル・ワグべ
29 FW ドイツ ニクラス・ニーホッフ
31 GK ドイツ マルセル・エンゲルハール英語版
32 MF ドイツ ヨナス・ステルナー英語版
34 DF ドイツ コリン・クライネ・ベケル英語版
38 DF アメリカ合衆国 ニコ・カレーラ英語版

※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
18 DF ドイツ トム・ローテ英語版 (ボルシア・ドルトムント)

歴代監督

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歴代所属選手

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脚注

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外部リンク

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座標: 北緯54度20分55秒 東経10度07分27秒 / 北緯54.34861度 東経10.12417度 / 54.34861; 10.12417