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ホブド川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホブド川
Khovd River
Chowd Gol
Ховд гол
ホブド川
延長 516 km
流域面積 58,000 km2
水源 タワン・ボグド
河口・合流先 ハル湖英語版
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ホブド川 (英語: Khovd River; ドイツ語: Chowd Gol; モンゴル語: Ховд гол) は、モンゴル国西部を流れる河川である[1]トゥバ語ではホムド川と呼ばれる[2]。コブド川[3]、科布多河[3][4]、Hobdo River[5]とも表記される。

ホブド川の源流はモンゴル・アルタイ山脈ドイツ語版にある、タワン・ボグドと呼ばれる連山の氷河である[6]。そこから川はまず南東方向へ流れる。そしてアルタイ・タワン・ボグド国立公園英語版にあるコトン湖英語版チュルガン湖英語版を流れる。その後北北東方向へ流れ、後に東へ向きを変え、ウルギー市を過ぎる。アチト湖英語版の低地で川は南南東へ向きを変える。516km流れた後に川は三角州を形成してハル・ウス湖に流れ込み[7]、そして隣接する出口のないハル湖英語版へ注いでいる。ホブド川の流域は58,000平方キロメートルに及ぶ。

川には中国の援助で発電所建築の計画があり、建築工事は2022年に始まった[8][9]。モンゴル政府は2022年に環境保護運動家を逮捕したが、それはドイツで環境保護運動家に関するフェイクニュースが流されたためだった[10]。批評家たちは、ザブハン川の別のダムの状況が悪く、そこの湖の蒸発量が多いので、全体の放流量が減少していることも指摘した[8]

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 世界地理百科大事典 本編』講談社、1970年、101頁https://dl.ndl.go.jp/pid/12143611/1/54?keyword=%E3%83%9B%E3%83%96%E3%83%89%E5%B7%9D 
  2. ^ ガルサン・チナグ 著、今泉文子 訳『草原情歌』文藝春秋、1995年、214頁。ISBN 4-16-315860-X 
  3. ^ a b 竹之内安巳『世界地名人名辞典 : 中日欧対照』国書刊行会、1978年9月、171頁https://dl.ndl.go.jp/pid/12145002/1/94?keyword=%E3%82%B3%E3%83%96%E3%83%89%E5%B7%9D 
  4. ^ 西伯利地誌 上套』参謀本部編纂課、1892年、22頁https://dl.ndl.go.jp/pid/1877021/1/33?keyword=%E7%A7%91%E5%B8%83%E5%A4%9A%E6%B2%B3 
  5. ^ 最新世界大地図 改訂版』日本リーダーズダイジェスト社、1965年、203頁https://dl.ndl.go.jp/pid/8798033/1/209?keyword=%E3%83%9B%E3%83%96%E3%83%89%E5%B7%9D 
  6. ^ 今岡良子 (1885-12). “人間と自然、そして遊牧:モンゴル人民共和国の場合”. モンゴル研究 = Journal of Mongolian studies (8): 19-20. https://dl.ndl.go.jp/pid/4420161/1/12?keyword=%E3%83%9B%E3%83%96%E3%83%89%E5%B7%9D. 
  7. ^ 最新世界大地図 改訂版』日本リーダーズダイジェスト社、1965年、42頁https://dl.ndl.go.jp/pid/8798033/1/48?keyword=%E3%83%9B%E3%83%96%E3%83%89%E5%B7%9D 
  8. ^ a b Opinion: Still time to rethink Mongolia’s biggest dam to date
  9. ^ Mongolia, China agree to intensify Erdeneburen HPP project vom 8. August
  10. ^ Mongolian bureaucrats have taken advantage of the Kremlin’s fake news media in Germany to fabricate compromising information on environmentalists now being threatened with prison terms. novayagazeta.eu, 1. September 2022