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ホスファチジルグリセロホスファターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホスファチジルグリセロホスファターゼ
識別子
略号 PAP2
Pfam PF01569
OPM superfamily 409
OPM protein 5jwy
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
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ホスファチジルグリセロホスファターゼ
識別子
EC番号 3.1.3.27
CAS登録番号 9033-46-9
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
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ホスファチジルグリセロホスファターゼ(Phosphatidylglycerophosphatase, EC 3.1.3.27)は、以下の化学反応触媒する酵素である[1]

ホスファチジルグリセロリン酸 + ホスファチジルグリセロール + リン酸

この酵素は加水分解酵素、特にリン酸モノエステル結合に作用する酵素である。系統名はホスファチジルグリセロリン酸ホスホヒドロラーゼ(phosphatidylglycerophosphate phosphohydrolase)であり、他にphosphatidylglycerol phosphate phosphatasephosphatidylglycerol phosphatase PGP phosphatase等とも呼ばれる。グリセロリン脂質代謝に関わっている。

カルジオリピン生合成においては、ミトコンドリアホスファターゼとして作用する。カルジオリピンは、主にミトコンドリア膜に存在するグリセロリン脂質である。

出典

[編集]
  1. ^ “Phosphatidyl glycerophosphate phosphatase”. J. Lipid Res. 8 (5): 456–62. (1967). PMID 4292860.