コンテンツにスキップ

ペッテリ・サリオラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペッテリ・サリオラ
Petteri Sariola
基本情報
生誕 (1984-10-15) 1984年10月15日(40歳)
出身地  フィンランド
担当楽器 アコースティック・ギター
活動期間 2006年 - 現在
レーベル キングレコード
公式サイト http://www.petterisariola.fi/_

ペッテリ・サリオラPetteri Sariola, 1984年10月15日 - )はフィンランドのアコースティック・ギタリスト。スラム奏法と呼ばれる演奏方法を編み出し、押尾コータローにも影響を与えた。自身のバンドDEAD SIRIUS 3000としても活動している。

経歴

[編集]

1984年、フィンランド生まれ。ヘルシンキ郊外のエスポーで五代続く音楽一家に生まれる。[1]7歳の時にクラシックギターを始めるが、マイケル・ジャクソンの音楽に出会い、ポップスやロックを好むようになる。そのためバンドを組みエレキギターベースドラムを一通り経験する。

その後、マイケル・ヘッジスの影響を受け、アコースティックギターの特殊奏法に目覚める。そのため彼の楽曲はオープン・チューニングスラップタッピングなどを駆使したものが多い。 また、ベースのスラップ奏法、アコースティックギターのボディを叩くヒッティングを取り入れ、それらを組み合わることによって、ドラムのバス、スネアの様な音を出しつつギターを弾くスタイル、いわゆるスラム奏法を確立した。彼はこれをスラム奏法と名付けており、YouTubeでもその奏法による楽曲と演奏方法を公開している。[2] 押尾コータローなど日本のアコースティックギタリストも影響を受けてこの奏法を使用しており、特に押尾コータローはペッテリ・サリオラを絶賛し、ライブでも共演している。

楽曲はインストゥルメンタルのみならず、自身でヴォーカルを取る歌も多く、作詞作曲ともに手がける。 近年はPetteri Sariola(Gt&Vo)、Tapio Backlund(Ba)、Jukka Backlund(Drums&Key)でバンドを結成し、DEAD SIRIUS 3000としても活動している。キングレコードと契約し、もののけ姫ルパン三世の楽曲も収録されたカヴァーアルバムTHROUGH THE EYES OF OTHERS(直感)は日本で先行発売された。[3]

ディスコグラフィー

[編集]

Petteri Sariola

[編集]
  • SILENCE! (2007)
  • PHASES (2009)
  • THROUGH THE EYES OF OTHERS(直感) (2013)
  • RESOLUTION(究明)(2017)

DEAD SIRIUS 3000

[編集]
  • GET SIRIUS (2013)

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]