ベロジア科
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ベロジア科 | |||||||||||||||
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キセロフィタ・レティナーヴィス
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分類(APG III) | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Velloziaceae | |||||||||||||||
下位分類群 | |||||||||||||||
・本文参照 |
ベロジア科(学:Velloziaceae)は、タコノキ目を構成する科の一つ。南半球の乾燥地帯からアラビア半島南部にかけてに見られる。また、中国にも隔離分布している。
特徴
[編集]本科に属する植物は、共通して非常に乾燥に強い、岩石が多く栄養分に乏しい場所に自生する、痩せた砂質土壌を好む点がある。一部の種は、根からクエン酸、リンゴ酸を生成し、岩石を溶かしながら成長する事が知られている。このような性質を持つ植物は、本科のみである。[1]。尚、幹にはソフロニティス属等、ランが着生する場合もある。[2]
下位分類
[編集]基本的に以下の6属が知られている。
- アカントクラミス属(Acanthochlamys)
- キセロフィタ属(Xerophyta)
- ナヌザ属(Nanuza)
- バルバセニア属(Barbacenia)
- バルバセニオプシス属(Barbaceniopsis)
- ベロジア属(Vellozia)
※ダルボディア属は、キセロフィタ属に吸収され、消滅している。
脚注
[編集]- ^ “ふっさふさの根と酸で岩を溶かして栄養にありつく珍しい植物が発見される(ブラジル)|カラパイア”. カラパイア (2019年6月1日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ “ソフロニティス・ブレウィペドゥンクラータ”. www.botanic.jp. 2024年12月20日閲覧。