ベルリン交響楽団
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ベルリン交響楽団 | |
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原語名 | Berliner Symphoniker |
出身地 |
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ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1966年 - |
公式サイト | Berliner Symphoniker |
ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)は、ドイツの首都ベルリンを本拠地とするオーケストラの1つ。
東ベルリンに存在したベルリン交響楽団(Berliner Sinfonie-Orchester)、現在のベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(Konzerthausorchester Berlin)とは別団体である[1] 。
概要
[編集]ベルリン交響楽団は、1966年に当時の西ベルリンで創立。当初の名称はSymphonisches Orchester Berlin(SOB)で、1992年にBerliner Symphonikerに名称を変更した[注釈 1][2]。
ドイツ語の表記は違うものの、日本では旧東ベルリンの「ベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)」と混同されやすく、注意が必要であった[1][3]。
1996年からは積極的に海外公演を行い、日本では2002年の初来日以来、度々来日し数多くの公演を重ねている[4][5]。
一方、オーケストラの激戦区であるベルリンにおいては、今後どう生き抜くか、課題も抱えている[1]。
ウインナ・ワルツとオペレッタのスペシャリスト、ローベルト・シュトルツはオイロディスクやBASF、エレクトローラに同団を指揮して膨大な録音を残しており、多くが国内発売もされている。
歴代首席指揮者
[編集]歴代首席指揮者は次のとおり[6]。
- カール・アウグスト・ブンテ (1966 – 1973年)
- セオドア・ブルームフィールド (1975-1982年)
- ダニエル・ナザレス (1983 – 1985年)
- アラン・フランシス (1985 – 1995年)
- リオール・シャンバダール(1997 – 2019年)
- ハンスイェルク・シェレンベルガー(2021 – 2023年)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 日本語訳ではどちらも「ベルリン交響楽団」となる。
出典
[編集]- ^ a b c 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 22-26「5.ベルリン交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団」.
- ^ “Geschichte der Berliner Symphoniker” (ドイツ語). Berliner Symphoniker. 2025年1月9日閲覧。
- ^ 音楽之友社 2009, p. 157, 「ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団」.
- ^ “福島放送開局35周年記念 演奏会 ベルリン交響楽団”. いわき文化芸術交流館. 2025年1月10日閲覧。
- ^ “ベルリン交響楽団”. 道新文化事業社. 2025年1月10日閲覧。
- ^ “Chefdirigenten” (ドイツ語). Berliner Symphoniker. 2025年1月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-207-9。
- 『最新 世界のオーケストラ名鑑387』音楽之友社〈ONTOMO MOOK〉、2009年6月。ISBN 978-4-276-96188-3。
外部リンク
[編集]- Berliner Symphoniker - 公式ウェブサイト