ヘルマン・カール・フォーゲル
表示
Hermann Carl Vogel ヘルマン・カール・フォーゲル | |
---|---|
ヘルマン・カール・フォーゲル(1905) | |
生誕 |
1841年4月3日 ザクセン王国ライプツィヒ |
死没 |
1907年8月13日 (66歳没) ドイツ帝国ポツダム |
国籍 | ドイツ帝国 |
研究分野 | 天文学 |
研究機関 | ポツダム天体物理天文台 |
出身校 |
ライプツィヒ大学 フリードリヒ・シラー大学イェーナ |
主な受賞歴 |
王立天文学会ゴールドメダル(1893) ブルース・メダル(1906) |
プロジェクト:人物伝 |
ヘルマン・カール・フォーゲル(Hermann Carl Vogel, 1841年4月3日 - 1907年8月13日[1])は、ドイツの天文学者。
経歴
[編集]ライプツィヒに生まれた。ドレスデン工科大学、ライプツィヒ大学で学んだ。ライプツィヒではカール・ブルーンスの助手を務めた。1870年にイェーナ大学で博士号をとり、フリードリヒ・グスタフ・フォン・ビュロウ (Friedrich Gustav von Bülow) のボートカンプ (Bothkamp) 天文台で働き、そこで助手のヴィルヘルム・ローゼと最初の分光観測を行った。
1874年に、新設されるポツダム天体物理天文台の建設に加わり、1882年に初代の天文台長となり、没するまでその職にあった。
天体の分光観測のパイオニアで、恒星の自転速度をスペクトルのドップラーシフトにより決定した。1889年に最初の分光連星の発見者の一人となった。
受賞歴
[編集]- 王立天文学会ゴールドメダル(1893年)
- ヘンリー・ドレイパー・メダル(1893年)
- Landskroener Medal of Achievement(1898年)
- ブルース・メダル(1906年)
エポニム
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Hermann Carl Vogel (1841–1907) High Altitude Observatory
- ^ “(11762) Vogel = 1998 GB1 = 6044 P-L = PLS6044”. MPC. 2021年8月13日閲覧。