ブレッシントン伯爵
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ブレッシントン伯爵(ブレッシントンはくしゃく、英: Earl of Blessington)は、アイルランド貴族の爵位。2度創設され、いずれも廃絶している。
歴史
[編集]初代ブレッシントン子爵マロー・ボイル(c.1645–1718)の娘の息子にあたる第3代マウントジョイ子爵ウィリアム・ステュアート(1709–1769)は1745年12月7日にアイルランド貴族であるウィックロー県におけるブレッシントン伯爵位に叙されたが、息子に先立たれ、1769年に死去すると準男爵位以外の爵位が廃絶した[1]。
ブレッシントン伯爵の死後、その遺産を相続したのは叔父の娘の息子にあたるチャールズ・ガーディナー(1720–1769)であり、その孫にあたる第2代マウントジョイ子爵チャールズ・ジョン・ガーディナー(1782–1829)はホイッグ党の政治家としてアイルランド貴族代表議員を務め、1816年1月12日にブレッシントン伯爵に叙された[2]。ただし、彼は女系においてもマウントジョイ子爵家の血を引いていない[2]。彼も息子に先立たれ、1829年に死去すると爵位がすべて廃絶した[3]。
ブレッシントン伯爵(1745年)
[編集]- 初代ブレッシントン伯爵ウィリアム・ステュアート(1709年 – 1769年)
- マウントジョイ子爵ウィリアム・ステュアート(1735年 – 1754年)
ブレッシントン伯爵(1816年)
[編集]- 初代ブレッシントン伯爵チャールズ・ジョン・ガーディナー(1782年 – 1829年)
- マウントジョイ子爵ルーク・ウェリントン・ガーディナー(1813年 – 1823年)
出典
[編集]- ^ Cokayne & Gibbs 1912, pp. 191–192.
- ^ a b Cokayne & Gibbs 1912, p. 192.
- ^ Cokayne & Gibbs 1912, pp. 192–193.
参考文献
[編集]- Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1912). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Bass to Canning) (英語). Vol. 2 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 191–193.