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ブルー (渡辺真知子の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ブルー」
渡辺真知子シングル
初出アルバム『フォグ・ランプ
B面 光るメロディ
リリース
ジャンル ニューミュージック
レーベル CBSソニー
作詞・作曲 渡辺真知子
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間10位(オリコン[1]
  • 1978年度年間52位(オリコン)[1]
  • 9位(ザ・ベストテン 1978年10月19日)[2]
  • 1978年年間34位(ザ・ベストテン)
  • 渡辺真知子 シングル 年表
    かもめが翔んだ日
    (1978年)
    ブルー
    (1978年)
    たとえば…たとえば
    1979年
    テンプレートを表示

    ブルー」は渡辺真知子の楽曲で、3枚目のシングル。1978年8月21日CBSソニーレコード(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)より発売。

    累計売り上げは33.3万枚[1]

    概要

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    渡辺はこの曲について「3曲目で初めて『自由に作っていいよ』と言われて思うがままに作った曲なので、(自分にとって)とても可愛い曲」[3]と語っている。また、「1978年はテレビ出演等で多忙を極めて睡眠時間をとれず、(同様に当時売れっ子であった)中原理恵と二人で(過労で倒れるときの)『美しい倒れ方』の練習をしていた」という趣旨の発言をしている[4]

    松任谷由実も、雑誌の渡辺との対談で「歌詞がいつもいまひとつ」という旨の厳しい指摘をしながらも「ブルー」に関しては手放しで賞賛していた[5]。渡辺自身も、10枚目のアルバム『B♭m 愛することだけすればよかった』で、この曲を別アレンジで再録音している。

    B面の「光るメロディ」について、「迷い道が思わぬ大ヒットになって、服装や話し方などすべてにおいて、それまでの生活が一変したことに対する混乱と戸惑いが現れた曲」という趣旨のコメントをしている。電車の窓の外を流れる景色を「光るメロディ」と表現する一方で、「誰も私を見ないで」「都会が鳥かごなら私は逃げた鳥」「止まり木を探し続けて飛び疲れ果てる」といった歌詞に、当時の渡辺自身の心象風景が描かれている[3]

    なお、シングルレコード(市販品)のレーベル面は、CBSソニー盤ではおなじみのオレンジ色のほかに「ブルー」色のものが存在する。

    収録曲

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    1. ブルー
    2. 光るメロディ
      • 作詞・作曲:渡辺真知子/編曲:船山基紀

    カバー

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    脚注

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    1. ^ a b c オリコン チャート・ブック(オリコン、1997年) p.389
    2. ^ ザ・ベストテン ~蘇る!80’sポップスHITヒストリー~(角川インタラクティブメディア 2004年12月刊)p.52
    3. ^ a b 『近代映画』1978年9月号、p.42、近代映画社
    4. ^ 『近代映画』1979年3月号、p.51、近代映画社
    5. ^ 『週刊FM』1982年9月15日号 p.55 - 56、音楽之友社

    関連項目

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