ブラック・アンド・ホワイト・ナイト
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『ブラック・アンド・ホワイト・ナイト』 | ||||
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ロイ・オービソン の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1987年9月30日 ロサンゼルス アンバサダーホテル ココナッツ・グローヴ | |||
ジャンル | ロック、ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル |
ヴァージン・レコード オービソン・レコード(リマスター盤) | |||
プロデュース | T-ボーン・バーネット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロイ・オービソン アルバム 年表 | ||||
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『ブラック・アンド・ホワイト・ナイト』(Black & White Night)は、 ロイ・オービソンのライブ・アルバム。1987年9月30日に録音され、オービソンの死後の1989年に発表された。発表当時はA Black and White Night Live(日本語タイトルは『ア・ブラック・アンド・ホワイト・ナイト・ライブ』)というタイトルで16曲入りだったが[7]、1999年にオービソン・レコードから発売されたリマスター盤は、タイトルおよびジャケット・デザインが変更された上、「クローデット」を追加収録して曲順も変更された[8]。
解説
[編集]アンバサダーホテル内にあるナイト・クラブ「ココナッツ・グローヴ」において、オービソンを敬愛するゲスト・ミュージシャン達や、エルヴィス・プレスリーのバック・バンドで活動していたプレイヤー達を従えて行われたライヴ演奏を収録。歌手のレナード・コーエンやビリー・アイドル、俳優のデニス・クエイドやハリー・ディーン・スタントン等が、観客としてこのライヴを体験したという[9]。
このライヴの模様は、1988年1月にCinemaxによってケーブルテレビ放送され[10]、その後ビデオ化された。そして1989年に本作が発表された。
この日に演奏された「コメディアンズ」と「(オール・アイ・キャン・ドゥ・イズ)ドリーム・ユー」は、1988年にスタジオ・レコーディングされて、アルバム『ミステリー・ガール』(1989年)に収録された。
収録曲
[編集]リマスター盤に準拠。
- オンリー・ザ・ロンリー "Only the Lonely" (Roy Orbison, Joe Nelson) – 2:59
- ドリーム・ベイビー "Dream Baby (How Long Must I Dream)" (Cindy Walker) – 3:57
- ブルー・バイユー "Blue Bayou" (R. Orbison, J. Nelson) – 3:16
- コメディアンズ "The Comedians" (Elvis Costello) – 3:30
- ウービー・ドゥービー "Ooby Dooby" (Wade Moore, Dick Penner) – 4:08
- リア "Leah" (R. Orbison) – 3:07
- ランニング・スケアード "Running Scared" (R. Orbison, J. Nelson) – 2:30
- アップタウン "Uptown" (R. Orbison, J. Nelson) – 3:22
- イン・ドリームズ "In Dreams" (R. Orbison) – 3:16
- クライング "Crying" (R. Orbison, J. Nelson) – 3:14
- キャンディ・マン "Candy Man" (Fred Neil, Beverly Ross) – 3:32
- ゴー、ゴー、ゴー(ダウン・ザ・ライン) "Go, Go, Go (Down The Line)" (R. Orbison) – 5:28
- ミーン・ウーマン・ブルース "Mean Woman Blues" (Claude DeMetruis) – 3:00
- (オール・アイ・キャン・ドゥ・イズ)ドリーム・ユー "(All I Can Do Is) Dream You" (Billy Burnette, David Malloy) – 3:36
- クローデット "Claudette" (R. Orbison) – 3:01
- イッツ・オーヴァー "It's Over " (R. Orbison, Bill Dees) – 3:09
- オー・プリティ・ウーマン "Oh Pretty Woman" (R. Orbison, B. Dees) – 6:35
参加ミュージシャン
[編集]- ロイ・オービソン - ボーカル、 ギター
- T-ボーン・バーネット - ギター
- ジェームズ・バートン - ギター
- ブルース・スプリングスティーン - ギター、ボーカル
- J.D.サウザー - ギター、ボーカル
- エルヴィス・コステロ - ギター、オルガン、ハーモニカ、ボーカル
- トム・ウェイツ - ギター、オルガン
- グレン・D・ハーディン - ピアノ
- マイク・アトレー - キーボード
- ジェリー・シェフ - ベース
- ロン・タット - ドラムス
- アレックス・アクーニャ - パーカッション
- ジャクソン・ブラウン - ボーカル
- k.d.ラング - ボーカル
- ボニー・レイット - ボーカル
- ジェニファー・ウォーンズ - ボーカル
- スティーヴン・ソウルズ - ボーカル
- シド・ペイジ - コンサートマスター
- エズラ・クリガー - ヴァイオリン
- パヴェル・ファルカス - ヴァイオリン
- ジンボ・ロス - ヴィオラ
- ピーター・ハッチ - ヴィオラ
脚注
[編集]- ^ charts.org.nz - Roy Orbison And Friends - Black & White Night
- ^ australian-charts.com - Roy Orbison And Friends - Black & White Night
- ^ swedishcharts.com - Roy Orbison And Friends - Black & White Night
- ^ ChartArchive - Roy Orbison
- ^ dutchcharts.nl - Roy Orbison And Friends - Black & White Night
- ^ A Black and White Night Live - Roy Orbison : Awards : AllMusic
- ^ A Black and White Night Live - Roy Orbison : AllMusic
- ^ Roy Orbison - Black & White Night (CD, Album) at Discogs
- ^ 『トム・ウェイツ 素面の、酔いどれ天使』(パトリック・ハンフリーズ著、金原瑞人訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0705-5)p.319
- ^ The Official Roy Orbison Site - 「BIO BY DECADE」の下にある「1980-1989」をクリックすれば閲覧可