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フリートストリートダンサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フリートストリートダンサー
欧字表記 Fleetstreet Dancer
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1998年5月12日(26歳)
Smart Strike
Street Ballet
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Qhite Fox Farm
馬主 T.レザーマン
調教師 Doug O'Neill
競走成績
生涯成績 25戦5勝
勝ち鞍
GI ジャパンカップダート 2003年
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フリートストリートダンサー(欧字名:Fleetstreet Dancer1998年5月12日 - )は、アメリカ合衆国競走馬

2003年ジャパンカップダートGI)優勝馬。2023年シーズン終了時で唯一の外国調教馬によるジャパンカップダート優勝馬であり、日本中央競馬会主催のGI級競走優勝馬としてもっとも馬名が長い競走馬である。

経歴

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3歳時はダート7fのメイドン(新馬・未勝利)、芝7fのアローワンス(一般競走)に勝利。4歳になるとダート8f、8.5fのアローワンスを連勝し重賞のネイティヴダイヴァーハンデに出走、2着となる。5歳ではサンカルロステークス2着、サンバーナーディーノハンデ3着、マーヴィンルロイハンデ2着、パシフィッククラシック3着、グッドウッドブリーダーズカップハンデ2着と好走はするものの勝ちきれないレースが続く。

11月29日、招待を受けてジャパンカップダートに出走。重賞未勝利、さらに前走のシービスケットハンデ(準重賞)で6着に敗れており、これまで外国調教馬が一度も連対していないことなどから11番人気と評価は低かった。1番人気はダートGI3勝のアドマイヤドン、以下ダート初挑戦ながら武蔵野ステークスを4馬身差で勝利したサイレントディールユニコーンステークスダービーグランプリの勝ち馬ユートピアと続いた。レースは不良馬場の中先行し、直線で一度はアドマイヤドンに抜け出されるものの内から差し返しほぼ同時に入線した。写真判定の結果、4cm差でフリートストリートダンサーが勝利した[1][2]

6歳になったフリートストリートダンサーはサンアントニオハンデ3着後、ドバイワールドカップに出走し7着となり、引退した。

年度別競走成績

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  • 2001年 5戦2勝
  • 2002年 8戦2勝
    • 2着 ネイティヴダイヴァーハンデ (G3)
  • 2003年 10戦1勝
  • 2004年 2戦0勝
    • 3着 サンアントニオハンデ (G3)

血統

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フリートストリートダンサー血統ミスタープロスペクター系 / Native Dancer 3×4×5=21.88% (血統表の出典)

Smart Strike
1992年 鹿毛
父の父
Mr. Prospector
1970年 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
父の母
Classy 'n Smart
1981年 鹿毛
Smarten Cyane
Smartaire
No Class Nodouble
Classy Quillo

Street Ballet
1977年 鹿毛
Nijinsky II
1967年 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
母の母
Street Dancer
1967年 黒鹿毛
Native Dancer Polynesian
Geisha
Beaver Street My Babu
Wood Fire F-No.3-d

脚注

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  1. ^ ウイニング競馬』(テレビ東京)実況の矢野吉彦が「アドマイヤドンがねじ伏せた」と誤認実況した。
  2. ^ オニール調教師は、馬場状態が不良だったのでグルーシューズという滑り止めのゴムラバーが付いた蹄鉄を履かせてレースに臨んでいた。この判断が吉と出たといわれる。

外部リンク

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