ファイナルブロー
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ジャンル | スポーツゲーム(ボクシング) |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 | タイトー |
発売元 | タイトー |
デザイナー |
石川幸生 沼田和博 |
プログラマー |
藤末一郎 木下昌也 大野木雄一 いしわたたかゆき |
音楽 | ZUNTATA SOUND TEAM |
美術 | 野村明生 |
人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
メディア | 業務用基板(3.06メガバイト) |
稼働時期 |
INT 1989年4月 |
対象年齢 |
PS4/Switch IARC:12+ |
デバイス |
8方向レバー 3ボタン |
システム基板 | F2システム |
CPU | MC68000 (@ 12 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM2610 (@ 8 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット4096色 |
『ファイナルブロー』 (FINAL BLOW) は、1989年にタイトーからリリースされたアーケード用ボクシングゲームである。
同社のアーケードゲーム基板「F2システム」の第1弾である。開発期間はわずか3か月だったという[1]。
ゲーム内容
[編集]8方向レバー、3ボタン(弱攻撃、中攻撃、ダッキング)で操作。全4ステージ。
初めにプレイヤーは5人の中からキャラクターを選ぶが、パワーやスピードなどの差は特にないため、プレイヤー自身の腕がすべてとなる(CPU戦では先に進むほど相手が強くなっていく)。
10カウント以内に立ち上がれなかったり、3KOされるとゲームオーバー。また、3分経って判定が行われる際、相手より数値が低い場合も同様。
キャラクター
[編集]- ダイナマイト・ジョー
- キング・ジェイソン
- キム・ナン
- フェルナンド・ゴメス
- デトロイト・キッド
※セガジェネシス(海外版メガドライブ)への移植版「'Buster' Douglas Knockout Boxing」は、実在のボクサーであるジェームス"バスター"ダグラスをフィーチャーしており、デトロイト・キッドの代わりに選択キャラとなっている。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | ファイナルブロー | 1990年3月1日 |
FM TOWNS | ビング | ビング | CD-ROM | - | 3Dスコープ対応 |
2 | ファイナルブロー 'Buster' Douglas Knockout Boxing 'Buster' Douglas Knockout Boxing |
1990年3月23日 1990年6月1日 1991年6月 |
メガドライブ | タイトー ホワイトボード |
タイトー セガ セガ |
4メガビットロムカセット[2] | T-11033 1204 1204 |
- |
3 | Final Blow | 1991年 |
Amiga Atari ST コモドール64 |
Sales Curve | Storm | フロッピーディスク カセットテープ |
- | - |
4 | タイトーメモリーズII 下巻 | 2007年3月29日 |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66713 | アーケード版の移植 |
5 | タイトーメモリーズII 下巻 エターナルヒッツ |
2007年6月26日 |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-55018 | 廉価版 |
6 | ファイナルブロー | 2024年11月21日 [3][4][5] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
ハムスター (移植担当) |
ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 日本版、海外版を収録 |
スタッフ
[編集]- アーケード版
- ソフトウェア:I.F(藤末一郎)、M.K(木下昌也)、YOU(大野木雄一)、ISW(いしわたたかゆき)
- キャラクター:ABE(石川幸生)、KAZ(沼田和博)
- ハードウェア:KAT(藤本克二郎)、M.Y(よしむらみのる)
- キャビネット:H.Y(やまぐちひさゆき)、Y.A(あきやまよしひろ)
- アート・デザイン:A.N(野村明生)
- サウンド:ZUNTATA SOUND TEAM
- ゲーム・デザイン:ABE(石川幸生)、KAZ(沼田和博)
- FM TOWNS版
- プログラム:鈴木健司、ADULT SHIKOU、KISS、KAKIBO
- グラフィック:いまいやすお
- 効果音:TAP
- 音楽プロデュース:KIM Co. Ltd.,、 いとうけいいち
- 音楽・編曲:石黒彰
- マニュアル:CUMULUS、TAMAE、いまいやすお
- マネージメント:CUMULUS
- スーパーバイザー:菅原良藏
評価
[編集]評価 | ||||||||||||||||||
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- メガドライブ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)[6]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、14.60点(満30点)となっている[2]。同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「パンチの種類も豊富でダッキングもできるが、上下に移動できないのは残念」と紹介されている[2]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 2.78 2.24 2.20 2.53 2.22 2.63 14.60
脚注
[編集]- ^ タイトーメモリーズブックII 下巻より。
- ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、80頁。
- ^ “【アケアカ】『ファイナルブロー』11月21日に配信。複数のパンチやダッキングを使いこなしてボクシングチャンピオンを目指すスポーツアクション”. ファミ通.com. KADOKAWA (2024年11月20日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ 簗島 (2024年11月20日). “「アーケードアーカイブス ファイナルブロー」,11月21日配信。1989年にタイトーから発売されたボクシングゲーム”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 緑里孝行 (2024年11月20日). “「アーケードアーカイブス ファイナルブロー」11月21日より配信開始 ボクシングチャンピオンの座をかけて戦うアクション”. GAME Watch. インプレス. 2024年11月21日閲覧。
- ^ a b “ファイナルブロー まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月2日閲覧。
- ^ a b c “Final Blow for Genesis (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月20日閲覧。
- ^ a b “Final Blow for Amiga (1991)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月20日閲覧。
- ^ “Final Blow for Commodore 64 (1991)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月20日閲覧。