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ピティナ・ピアノコンペティション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピティナ・ピアノコンクール
日本の旗 日本
主催一般社団法人全日本ピアノ指導者協会
初回1977年
公式サイトhttps://compe.piano.or.jp/

ピティナ・ピアノコンペティションとは、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA、ピティナ)の主催により開催されるピアノコンクール

概要

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1977年より毎年開催されており、近年では日本全国からの予選参加者が主催者発表によると約45,000組にのぼる[1]。コンクールは5月下旬から各地で予選が行われ、8月下旬に第一生命ホールなどで全国決勝大会を行う。特級のファイナルではピアノコンチェルトを新日本フィルハーモニー交響楽団と共に演奏し、聴衆による投票で聴衆賞が授与される。2018年度からは、特級のファイナルがサントリーホールにて行われる。特級グランプリには文部科学大臣賞が授与される。

歴史

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  • 1977年 - 第1回PTNAヤングピアニスト・コンペティションを開催。後にピティナ・コンペティションに改名。
  • 1990年 - シニア部門を設置。後にグランミューズ部門に改名。
  • 1991年 - 新課題曲作品賞を創設
  • 1994年 - 参加者が2万人を突破
  • 1996年 - コンチェルト部門を設置
  • 2002年 - 聴衆賞を導入し、特級の決勝大会来場者による投票を開始する
  • 2003年 - 全部門参加者が3万人を突破
  • 2008年 - 全部門参加者が4万人を突破
  • 2018年 - 特級ファイナルをサントリーホールで開催

開催部門

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ソロ部門

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幼児から大人まで年齢に応じて11段階(A2、A1、B、C、D、E、F、Jr.G、G、グランミューズG、特)からなる部門。参加した級の合格ラインに達していれば合格証書が授与される[2]

デュオ部門

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連弾や2台のピアノによる演奏。年齢、形式に応じて8段階(連弾プレ初級、連弾初級、連弾中級A・B、連弾上級、2台ピアノ初級、2台ピアノ中級、2台ピアノ上級)からなる部門[2]

グランミューズ部門

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中学生以上のピアノ愛好者が対象。A1、A2、B1、B2、C、Y、J、D(デュオ)の各カテゴリがある[2]

特級グランプリ受賞

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  • 1990年 該当者なし
  • 1991年 村上巌
  • 1992年 佐藤美香
  • 1993年 樋口あゆ子
  • 1994年 春原恵子
  • 1995年
    • 第1 弓削田優子
    • 第2 小杉真二
  • 1996年 加藤真弓
  • 1997年 伊賀あゆみ
  • 1998年 西川潤子
  • 1999年 海野春絵
  • 2000年 佐多真由子
  • 2001年 佐藤展子
  • 2002年 田村響
  • 2003年 関本昌平
  • 2004年 後藤正孝
  • 2005年 金子一朗
  • 2006年 前山仁美
  • 2007年 尾崎有飛
  • 2008年 佐藤圭奈
  • 2009年 仲田みずほ
  • 2010年 梅村知世
  • 2011年 阪田知樹
  • 2012年 菅原望
  • 2013年 浦山瑠衣
  • 2014年 山﨑亮汰
  • 2015年 篠永紗也子
  • 2016年 尾崎未空
  • 2017年 片山柊
  • 2018年 角野隼斗
  • 2019年 亀井聖矢
  • 2020年 尾城杏奈[3]
  • 2021年 野村友里愛
  • 2022年 北村明日人
  • 2023年 鈴木愛美
  • 2024年 南杏佳

脚注

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出典

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  1. ^ 趣旨・特長|コンペティション”. compe.piano.or.jp. 2024年10月29日閲覧。
  2. ^ a b c 趣旨・特長|コンペティション”. compe.piano.or.jp. 2024年10月29日閲覧。
  3. ^ 尾城杏奈 lit.link(リットリンク)”. lit.link(リットリンク). 2024年10月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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