ピカユーン (ミシシッピ州)
ピカユーン | |
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City of Picayune, Mississippi | |
ピカユーン中心街 | |
北緯30度31分41秒 西経89度40分49秒 / 北緯30.52806度 西経89.68028度座標: 北緯30度31分41秒 西経89度40分49秒 / 北緯30.52806度 西経89.68028度 | |
国 | アメリカ合衆国 |
州 | ミシシッピ州 |
郡 | パールリバー郡 |
面積 | |
• 合計 | 11.8 mi2 (30.6 km2) |
• 陸地 | 11.8 mi2 (30.5 km2) |
• 水域 | 0.0 mi2 (0.1 km2) |
標高 | 73 ft (22 m) |
人口 | |
• 合計 | 10,878人 |
• 密度 | 921.8人/mi2 (345.8人/km2) |
等時帯 | UTC-6 (中部標準時) |
• 夏時間 | UTC-5 (中部夏時間) |
郵便番号 |
39466 |
市外局番 | 601 |
FIPS code | 28-57160 |
GNIS feature ID | 0675698 |
ウェブサイト | http://www.picayune.ms.us/, http://www.maroontide.com/ |
ピカユーン(英: Picayune)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州の南西部、パールリバー郡の都市である。2010年国勢調査でのピカユーンの人口は10,878 人だった。パールリバー郡の中では人口最大の都市である。統計上の目的で2014年にニューオーリンズ大都市圏に付加された[1]。ニューオーリンズ市からは約45マイル (72 km) に位置している。北西にはハッティズバーグ、東にはガルフポート・ビロクシ都市圏がある。NASAのロケットエンジン試験施設であるジョン・C・ステニス宇宙センターは約10マイル南にある。
歴史
[編集]ピカユーンの町は1904年に設立され、スペインの硬貨にちなんで命名された新聞「ニューオーリンズ・デイリー・ピカユーン」の所有者、発行者だったエリザ・ジェイン・ポイトベント・ニコルソンが名付けた。「ピカユーン」自体は「小さな硬貨」を意味する。
ハリケーン・カトリーナ
[編集]ピカユーン市もハリケーン・カトリーナにより大きな被害を受けはしたが、近隣の都市ほど厳しいものではなかった。このためにニューオーリンズ市やミシシッピ州のメキシコ湾岸に住んでいた住民が、より安全で都市圏への通勤が容易な場所を求めたときに、ピカユーンを恒久的な住居地に選ぶ要因になった。
ピカユーン市内で受けたハリケーン・カトリーナの被害の多くは暴風によってもたらされたものだった。屋根、窓、フェンスが多く飛ばされた。数千とまではいかなくても数百本の樹木も倒され、停電は数か月も続いた。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は11.8平方マイル (31 km2)であり、このうち陸地11.8平方マイル (31 km2)、水域は0.04平方マイル (0.10 km2)で水域率は0.34%である。
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1910 | 846 | — | |
1920 | 2,479 | 193.0% | |
1930 | 4,698 | 89.5% | |
1940 | 5,129 | 9.2% | |
1950 | 6,707 | 30.8% | |
1960 | 7,834 | 16.8% | |
1970 | 10,467 | 33.6% | |
1980 | 10,361 | −1.0% | |
1990 | 10,633 | 2.6% | |
2000 | 10,535 | −0.9% | |
2010 | 10,878 | 3.3% | |
2014(推計) | 10,749 | [2] | −1.2% |
U.S. Decennial Census[3] |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[4]。
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
教育
[編集]ピカユーン市の公共教育は、ピカユーン教育学区が管轄している。
ピカユーン・ジュニア高校は7年生と8年生を教える中学校として機能している[5]。ピカユーン記念高校が市内の高校であり、マスコットはマルーン・タイドである。
オルターネイト教育センターも市内にある。
小学校
[編集]- ニコルソン小学校
- ローズランドパーク小学校
- サウスサイド小学校
- ウェストサイド小学校
図書館
[編集]マーガレット・リード・クロスビー記念図書館は、ピカユーン市民の用に供しており、パールリバー郡図書館システムの本館でもある。
メディア
[編集]新聞
[編集]ピカユーンの地方新聞は「ピカユーン・アイテム」である。
ラジオ
[編集]ピカユーンの地方ラジオ局は、WRJW、1320kHz、AM放送である。
インフラ
[編集]交通
[編集]アムトラックの列車「クレセント」がピカユーンの駅で停止し、北のニューヨーク市、フィラデルフィア市、ボルチモア市、ワシントンD.C.、ノースカロライナ州シャーロット、ジョージア州アトランタ、アラバマ州バーミングハムと、南のルイジアナ州ニューオーリンズ市とを結んでいる。ピカユーンにあるアムトラック駅はアメリカ国道11号線の南100にある。上下各1便が運行されている。
アメリカ国道11号線がピカユーン市を通る幹線道である。州間高速道路59号線が州間高速道路10号線を経由して南のニューオーリンズ市、および北のハッティズバーグ市とを繋いでいる。ハッティズバーグの先はメリディアン、さらにアラバマ州バーミングハムに向かう。
ミシシッピ州道43号線は東へ向かう幹線道であり、キルン近くで州間高速道路10号線に接続する。
ピカユーン市民空港は[6]、長さ5,000フィート (1,500 m) の滑走路があり、ニューオーリンズ地域に向かう固定翼およびロータリー翼の民間航空機が利用している。レンタカー、タクシー、リムジーンも利用できる。
鉄道
[編集]主要高規格道路
[編集]著名な出身者
[編集]- ジョナサン・ベンダー、NBAバスケットボール選手、インディアナ・ペイサーズ、ニューヨーク・ニックス
- ジョン・ハイデンライク、プロレスラー、その前はアメリカンフットボール選手
- TJ・ハウス、メジャーリーグベースボール選手、クリーブランド・インディアンス
見どころt
[編集]- クロスビー樹木園
- ボーグ・チット国定野生生物保護区
- ジョン・C・ステニス宇宙センター
脚注
[編集]- ^ http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/omb/bulletins/2013/b13-01.pdf
- ^ “Annual Estimates of the Resident Population for Incorporated Places: April 1, 2010 to July 1, 2014”. June 4, 2015閲覧。
- ^ “Census of Population and Housing”. Census.gov. June 4, 2015閲覧。
- ^ “American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
- ^ https://www.edline.net/pages/pcu_pjh
- ^ (KMJD)