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ピエロ (田原俊彦の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ピエロ」
田原俊彦シングル
初出アルバム『田原俊彦A面コレクション』
B面 片想いキック
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル アイドル歌謡曲
レーベル キャニオン・レコード / NAV
作詞 来生えつこ
作曲 網倉一也
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1983年度年間34位(オリコン)
  • 1位(ザ・ベストテン
  • 1983年上半期7位(ザ・ベストテン)
  • 1983年年間19位(ザ・ベストテン)
  • 1位(ザ・トップテン
  • 田原俊彦 シングル 年表
    ラブ・シュプール
    (1982年)
    ピエロ
    (1983年)
    シャワーな気分
    (1983年)
    テンプレートを表示

    ピエロ」は、1983年2月17日にリリースされた田原俊彦の13作目のシングル。

    背景

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    前作「ラブ・シュプール」発売からおよそ2か月と短い間隔でリリースされた。また、「NINJIN娘」から4曲連続で2か月おきにリリース。

    制作

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    作詞は来生えつこ、作曲は「悲しみ2(TOO)ヤング」「誘惑スレスレ」に続きシングルでは三度目の起用となる網倉一也、編曲は前作「ラブ・シュプール」に続き大谷和夫

    「ピエロ」の歌詞は当初「片思いキック」の歌詞だったため「片思いキック」の歌詞でも「ピエロ」が歌える。また、2曲とも作詞、作曲、編曲は同じ。

    テレビ番組での披露

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    ザ・ベストテン』では、1983年3月31日の放送で、当時番組史上初となる「新幹線車内からの歌唱(中継)」を行なった[注釈 1][2]。放送当日は夕方まで岡山県倉敷市でのコンサート[注釈 2]があり、岡山発東京行き新幹線最終便[注釈 3]に乗車している田原本人を、新幹線が名古屋駅に停車している2分間だけ映像と音声をキャッチして、その間に歌を披露してもらう、というもの[2]

    車内の映像は名古屋駅にほど近い名古屋ターミナルビルの屋上から望遠カメラで撮影。車内からの音声は超短波で飛ばし、同じく名古屋ターミナルビルの屋上に設置した移動式アンテナでキャッチすることで、なんとか生中継にこぎつけた。本番は曲の途中で新幹線が動き出し、歌う田原の姿はカメラで捉えられなくなったものの、音声だけは曲の最後までなんとか届き、中継は無事終了した。

    記録

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    オリコン、『ザ・ベストテン』ともに第1位を記録した。

    収録曲

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    7インチレコード
    全作詞: 来生えつこ、全作曲: 網倉一也、全編曲: 大谷和夫
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.ピエロ来生えつこ網倉一也
    2.片想いキック来生えつこ網倉一也
    合計時間:

    脚注

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    注釈

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    1. ^ それまでも新幹線から下りてホームで歌唱を行った例は、沢田研二松田聖子など複数あったが、車中での歌唱は今回が初であった。
    2. ^ 春休み期間中だったことから、平日(木曜日)ではあったが日中の公演だった。通常であれば岡山県内からの中継か、新幹線を途中下車しての中継出演となるところだが、この時はスケジュールの都合で当日中に帰京する必要があったことから、苦肉の策として編み出された中継方法だった。
    3. ^ 放送当時。ひかり98号、岡山駅19時23分発

    出典

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    関連項目

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