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ヒガシグリーンランドカリブー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒガシグリーンランドカリブー
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
下綱 : 有胎盤下綱 Placentalia
上目 : ローラシア獣上目 Laurasiatheria
: 偶蹄目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: シカ科 Cervidae
亜科 : Capreolinae
: トナカイ属 Rangifer
: トナカイ R. tarandus
亜種 : ヒガシグリーンランドカリブー R. t. eogroenlandicus
学名
Rangifer tarandus eogroenlandicus
和名
ヒガシグリーンランドカリブー

ヒガシグリーンランドカリブー (Rangifer tarandus eogroenlandicus) は、偶蹄目シカ科に属するトナカイ絶滅亜種北極圏グリーンランド島東部に生息していた。 体色は灰色で、背中だけが濃い茶色だった。つがい、単独、大集団で行動することはなく、6、7頭の群れで移動しながら暮らしていた。食物はを好んだ。

グリーンランド先住民の狩りによってヒガシグリーンランドカリブーの数は減りつつあったが、それでも19世紀末には少数ながら数が維持されていた。しかし、1899年ホッキョクオオカミがグリーンランドに進入してきたことが破局をもたらした。食べ物の少ない氷原のことだから、ホッキョクオオカミはひたすらカリブーを追いかけた。逃げ回っているうちに衰弱して死んだカリブーもいたほどで、約1年たった1900年にはヒガシグリーンランドカリブーは絶滅に追い込まれた。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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