パリ・スピネッリ
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パリ・スピネッリ | |
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Parri Spinelli | |
16世紀に出版された『画家・彫刻家・建築家列伝』の肖像画 | |
生誕 |
1387年頃 イタリア、アレッツォ |
死没 |
1453年1月9日(埋葬日) イタリア、アレッツォ |
パリ・スピネッリ(Parri Spinelli)として知られるグアスパリ・ディ・スピネロ(Guasparri di Spinello、1387年頃 - 1453年1月9日(埋葬日))は、イタリアの画家、彫金家である。画家、スピネロ・アレティーノの息子で、その後フィレンツェでロレンツォ・ギベルティの工房で働き影響を受けた。
略歴
[編集]トスカーナのアレッツォで生まれた。父親のスピネロ・アレティーノ(c.1350-c.1410)はアレッツォやピサ、シエーナの教会の装飾画を描いた画家で、父親の工房で働き、父親の助手として1405年にシエーナの聖堂の装飾画を描き、1407年にはシエーナの市庁舎(Palazzo Pubblico)のSala di Balíaの装飾画を描いた。父親が亡くなった後の1411年から1419年の間はフィレンツェに移り、彫刻家のロレンツォ・ギベルティ(c.1381-1455)の工房で働いた。
1419年にアレッツォに戻った後、アレッツォで最も有力な画家として働いたとされる。パリ・スピネッリの制作した装飾画の大半は失われているが、多くの準備のための下絵が残されている。
1453年にアレッツォで亡くなった。
作品
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アレッツォのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の祭壇の聖母子像(彫刻家のアンドレア・デッラ・ロッビアと共作)
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十字架のキリストと弔問者
カスティリオーン・フィオレンティーノのPinacoteca Comunale -
アレッツォのサン・ドメニコィエ教会の十字架のキリストと聖人たち
参考文献
[編集]- The Grove Dictionary of Art, MacMillan Publishers (2000)
- Giorgio Vasari. Las Vidas de los más excelentes arquitectos, pintores y escultores italianos desde Cimabue a nuestros tiempos, Editorial Cátedra (2002), ISBN 978-84-376-1974-3, páginas 242-243.