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パラクリノイド綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パラクリノイド綱
生息年代: オルドビス紀初期 - シルル紀初期
Comarocystites punctatus
分類
: 動物界 Animalia
: 棘皮動物門 Echinodermata
: パラクリノイド綱 Paracrinoidea

パラクリノイド綱は、ウミユリ綱に近縁であり、外見的にもよく似た、絶滅した棘皮動物である。

オルドビス紀初期からシルル紀初期にかけて、浅い海に生息していた。口の周りに採食用の腕が2本から5本、非対称もしくはいくらか左右対称的に配列しているのが特徴。消化管はU字型で、肛門は口の側に開く。不整形の体(萼部)とウミユリに似た茎を持つ。この茎で基質に付着していた可能性もあるが、体の一部を堆積物に埋めた状態で復元されることもある[1]

13から15ののみが知られる。

脚注

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  1. ^ Boardman, Richard S.; Cheetham, Alan H.; Rowell, Albert J. (editors) (1987). Fossil Invertebrates. Blackwell Scientific Publications. pp. 580-581