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パッセージ (フランク・ギャンバレのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『パッセージ』
フランク・ギャンバレスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州グレンデール ミラグロ・スタジオ[2]
ジャンル フュージョン
時間
レーベル 日本の旗ビクターエンタテインメント
アメリカ合衆国の旗サムソン・ミュージック
プロデュース フランク・ギャンバレ
田口晃(エグゼクティブ・プロデューサー
専門評論家によるレビュー
フランク・ギャンバレ アルバム 年表
ギター・サンダーワールド
(1993年)
パッセージ
(1994年)
シンキング・アウト・ラウド
(1995年)
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パッセージ』(原題:Passages)は、オーストラリアのギタリスト、フランク・ギャンバレ1994年に発表した6作目のスタジオ・アルバム

解説

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JVCとの契約後としては4作目に当たり、本作に参加したサイドマンはいずれも、ギャンバレとは初共演となった[3]。日本盤のみ、プロコル・ハルムのカヴァー「青い影」が追加された[2]

ロバート・テイラーはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「殆どの曲は想像性にも創造性にも欠け、ギャンバレの驚異的なギター・ソロの伝達手段に過ぎない」「キーボードの魔術師オトマロ・ルイーズ英語版の参加や、クリーン・トーンの多用により、『ノート・ワーカー』よりは生々しい音楽性だが、全体的には散漫で、フュージョンやコンテンポラリー・ジャズの愛好家が強い興味を抱くとは思えない」と評している[2]。一方、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「彼のルーツでもあるジャズやロックを下敷きにした心地好いフュージョン・サウンドをたっぷりと聴かせてくれる」と評されている[1]

収録曲

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特記なき楽曲はフランク・ギャンバレ作。

  1. リトル・チャーマー - "Little Charmer" - 5:38
  2. 6.8シェイカー - "6.8 Shaker" - 5:52
  3. パッセージ - "Passages" - 6:23
  4. ホワイト・ルーム - "White Room" (Pete Brown, Jack Bruce) - 4:05
  5. D-デイ - "D-Day" - 4:03
  6. ナンジオス・ニア - "Nunzio's Near" - 5:19
  7. フリー・スピリット - "Free Spirit" - 5:07
  8. ワン・ウィズ・エヴリシング - "One with Everything" - 9:14
  9. ロクサーナ - "Roxana" - 5:10
  10. ウルル - "Uluru" - 5:56
  11. アナザー・オルタナティヴ - "Another Alternative" - 8:13

日本盤ボーナス・トラック

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  1. 青い影 - "A Whiter Shade of Pale" (Gary Brooker, Keith Reid) - 4:18

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ a b フランク・ギャンバレ/パッセージ (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c d Taylor, Robert. “Passages - Frank Gambale - Album”. AllMusic. 2024年9月5日閲覧。
  3. ^ 日本盤CD (VICP-5424)ライナーノーツ(成田正、1994年6月)