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バトルレーサーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バトルレーサーズ
ジャンル レースゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 港技研
発売元 バンプレスト
プロデューサー 下道隆
ディレクター 山田俊彦
金谷明
デザイナー 熊倉賢一
プログラマー 田端紀行
音楽 林克洋
シリーズ コンパチヒーローシリーズ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア 8メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199503171995年3月17日
その他 型式:SHVC-ACRJ-JPN
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バトルレーサーズ』は、1995年3月17日に日本のバンプレストから発売されたスーパーファミコン用ソフトレースゲーム

SDにディフォルメされたロボットアニメ特撮作品のキャラクターが戦うクロスオーバー作品コンパチヒーローシリーズ』の1つ[2]仮面ライダーZOウルトラマンパワードV2ガンダムロアの4人のヒーローが、スケボーローラースケートを身につけレースで対決する。

開発は港技研が行い、プロデューサーはPlayStation用ソフト『メガチュード2096』(1996年)を手掛けた下道隆、企画はPCエンジン用ソフト『はにいいんざすかい』(1989年)を手掛けた熊倉賢一、音楽はセガアーケードゲームゲイングランド』(1988年)を手掛けた林克洋が担当している。

ゲーム内容

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システム

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  • ゲームは1プレーヤーモードと2プレーヤーモードがあり、1プレーヤーモードではグランプリとタイムアタック、2プレーヤーモードではグランプリ、VSグランプリ、グレイトバトルをプレイすることができる。
  • グランプリにはヒーローカップ、ガチャポンカップ、メガヒーローカップ、ラストヒーローカップの4つのカップがあるがラストヒーローカップは他の3つのカップで優勝しないとプレイすることはできない。
  • レースは通常キャラクター4人と2P用色違いからランダム2人の計6人で争う。キャラクターにはHPゲージがあり、障害物、壁やアイテムによる妨害などのダメージを受けてゲージが0になった場合はリタイアになる。
  • コース中のアイテムを取ればそれを使用することができる。ただし、持てるアイテム1つだけである。

アイテム

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スピードアップ
一定時間内、加速する。
HPアップ
減った体力ゲージの回復。
無敵
一定時間内、ダメージを受けなくなる。
必殺
敵を攻撃する2つの弾を放つ。キャラによって攻撃の仕方が違う。
超必殺
敵レーサー全員にダメージを与え、一定時間動けないようにする。

プレイヤーキャラクター

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直前に発売されたグレイトバトルシリーズの『ザ・グレイトバトルIV』でプレイヤーキャラクターだった4人のヒーローが、本作でもプレイヤーキャラクターを務めている。

仮面ライダーZO
パワーユニット:タチバナレーシングSPL
アクロバッターに似たデザインのジェットスケボーでレースに参加する。2Pカラーは黒色の体にオレンジ色のスーツ、青色の目になっている。
必殺技は左右対称のジグザグ軌道で手前奥からプレイヤーに向かってくる火球、超必殺技は全ての敵レーサーを電撃で痺れさせる。
ウルトラマンパワード
パワーユニット:デュアルジェットエンジン
両肩にジェットエンジン、踵にローラーを装備してレースをする。2Pカラーは黒と青の2色にオレンジ色の目になっている。
必殺技は一直線に飛ぶ緑色の光球を放つ、超必殺技は全ての敵レーサーをスライム状にする。
V2ガンダム
パワーユニット:M.D.U.バージョン7
レース用のパーツを装着してレースに参加する。2Pカラーは緑色の地にオレンジのパーツになっている。
必殺技は左右に扇状の軌道をしながら前に進む電撃球、超必殺技は全ての敵レーサーを凍り付かせ氷に閉じ込める。
ロア
パワーユニット:リニアジェットブースター[3]
裏面に妹のエミィの顔が描かれた浮遊するリニアボードでレースに参加する。2Pカラーは青色のアーマーに緑色の髪になっている。
必殺技は自分の周囲を回る2つのリングが重なったできた球、超必殺技は全ての敵レーサーを炎で燃やす。

コース

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ヒーローカップ
  • ヒーローネイションコース1
  • コンパチスカイコース1
  • ガチャポン遺跡コース1
  • コンパチスタジアムコース1
ガチャポンカップ
  • コンパチレイクコース1
  • スカイガーデンコース1
  • コンパチ洞窟コース1
  • コンパチスカイコース2
  • ヒーローネイションコース2
メガヒーローカップ
  • ガチャポン遺跡コース2
  • コンパチスタジアムコース2
  • コンパチ洞窟コース2
  • コンパチレイクコース2
  • スカイガーデンコース2
  • ヒーロームーンコース1
ラストヒーローカップ
  • スカイガーデンコース3
  • ヒーローネイションコース3
  • ヒーロームーンコース2
  • ラストヒーローコース1

スタッフ

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  • 企画:NICCHI KUMAKURA(熊倉賢一)
  • メイン・プログラマー:田端紀行
  • サブ・プログラマー:本田登
  • スプライト・デザイナー:かやりゅうせいどう
  • 背景デザイナー:NICCHI KUMAKURA(熊倉賢一)、かやりゅうせいどう
  • サウンド:YEAR HAYASHI(林克洋
  • マップ・ヘルパー:HIROPON MACO、NINGENISU YOKO
  • ディレクター:山田俊彦、金谷明
  • プロデューサー:下道隆

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通24/40点[4]
ファミリーコンピュータMagazine19.8/30点[5]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・6・7・4の合計24点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.8点(満30点)となっている[5]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.1 3.2 3.2 3.5 3.6 3.2 19.8

関連商品

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攻略本
  • スーパーファミコン必勝法スペシャル バトルレーサーズ ISBN 9784766921823

脚注

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  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、164頁。ISBN 9784862979131 
  2. ^ コンパチヒーローシリーズとは|コンパチヒーローシリーズ ポータルhttp://compati.channel.or.jp/about.html2011年11月5日閲覧 
  3. ^ 後に、ロアがスーパーロボット大戦シリーズに参戦した際、「リニアジェットブースター」は「バトルレーサー」と名前を変えて登場している。
  4. ^ a b バトルレーサーズ まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年8月15日閲覧。
  5. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、361頁、ASIN B00J16900U