バッドガイズ!!
バッドガイズ!! | |
---|---|
War on Everyone | |
監督 | ジョン・マイケル・マクドナー |
脚本 | ジョン・マイケル・マクドナー |
製作 |
クリス・クラーク フローラ・フェルナンデス=マレンゴ フィル・ハント コンプトン・ロス |
製作総指揮 |
ナターシャ・ワートン ベン・ロバーツ ヒラリー・デイヴィス スティーヴン・ケリハー エリオット・ロス フェネラ・ロス |
出演者 |
アレクサンダー・スカルスガルド マイケル・ペーニャ テオ・ジェームズ マルコム・バレット |
音楽 | ローン・バルフェ |
撮影 | ボビー・ブコウスキー |
編集 | クリス・ギル |
製作会社 |
英国映画協会 リプライザル・フィルムズ バンクサイド・フィルムズ |
配給 |
アイコン・フィルム・ディストリビューション トランスフォーマー |
公開 |
2016年10月7日 2017年2月21日 |
上映時間 | 98分[1] |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $708,278[2] |
『バッドガイズ!!』(原題:War on Everyone)は2016年に公開されたイギリスのコメディ映画である。監督はジョン・マイケル・マクドナー、主演はアレクサンダー・スカルスガルドとマイケル・ペーニャが務めた。
概略
[編集]ニューメキシコ州アルバカーキ。テリー・モンロー刑事とボブ・ボラーニョ刑事は賄賂を受け取ったり、犯罪者を恫喝したりするなどやりたい放題であった。しかし、ならず者同然の2人にも、警察官としての矜持は僅かではあれども残っていた。本作はそんな2人が巨悪(ジェームズ・マンガン卿)に立ち向かうさまをコメディタッチで描き出していく。
キャスト
[編集]括弧内は日本語版吹替声優[3]。
- テリー・モンロー刑事:アレクサンダー・スカルスガルド(庄司然)
- ボブ・ボラーニョ刑事:マイケル・ペーニャ(相樂真太郎)
- ジェームズ・マンガン卿:テオ・ジェームズ(福里達典)
- レジー:マルコム・バレット
- ジャッキー・ホリス:テッサ・トンプソン(平井まみ)
- ラッセル・バードウェル:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(畠山豪介)
- ゲリー・スタントン:ポール・ライザー
- ドロレス:ステファニー・シグマン(野々山恵梨)
- パドレイク・パワー:デヴィッド・ウィルモット
- キンバリー:デリック・バリー
- ダニー・レイナード:シオン・レイン・レイバ
- バリー・ウェブ:キース・ジャーディン
- ジミー・ハリス:ジェフリー・ポメロイ
製作
[編集]2011年10月21日、ジョン・マイケル・マクドナー監督が本作の企画を立ち上げているとの報道があった[4]。2014年7月10日、マクドナー監督がガイ・ピアースに出演オファーを出していると報じられた[5]。11月7日、ギャレット・ヘドランドとマイケル・ペーニャの起用が発表されたが[6]、後にヘドランドは降板することになり、その代役としてアレクサンダー・スカルスガルドが起用された。2015年3月、本作の主要撮影がニューメキシコ州で始まった[7]。10月6日、ローン・バルフェが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[8]。
公開・マーケティング
[編集]2015年4月20日、本作の劇中写真が初めて公開された[9]。2016年2月12日、本作は第66回ベルリン国際映画祭でプレミア上映された[10]。5月12日、サバン・フィルムズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[11]。6月20日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[12]。8月12日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[13]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには98件のレビューがあり、批評家支持率は61%、平均点は10点満点で5.6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『バッドガイズ!!』は凡庸の感が拭えない作品である。しかし、ブラックユーモアと観客の心を動かすだけのエネルギーが十分にあるため、面白い作品には仕上がっていると言える」となっている[14]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は50/100となっている[15]。
出典
[編集]- ^ “バッドガイズ!!”. 映画.com. 2021年3月24日閲覧。
- ^ “War on Everyone (2016)”. The Numbers. 2021年3月25日閲覧。
- ^ 『バッドガイズ!!』 [@badguys_jp] (2017年6月5日). "絶賛発売&レンタル中の『#バッドガイズ!!』DVD収録の日本語吹替キャストは、下記でございます👮👮✨". X(旧Twitter)より2021年3月25日閲覧。
- ^ “‘The Guard’ Writer/Director John Michael McDonagh Reteaming With Brendan Gleeson For Drama ‘Calvary’”. Indiewire (2011年10月21日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “‘Calvary’ Director John Michael McDonagh In Talks With Guy Pearce For Next Film ’War On Everyone’”. Indiewire (2014年7月10日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Casting: Garrett Hedlund & Michael Pena Declare ‘War On Everyone,’ Matthew Goode Heads To ‘Downton Abbey’ & More”. Indiewire (2014年11月7日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Bankside boards John Michael McDonagh’s War on Everyone”. ScreenDaily (2014年11月7日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Lorne Balfe Scoring John Michael McDonagh’s ‘War on Everyone’”. Film Music Reporter (2015年10月6日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Sony, Icon join John Michael McDonagh's 'War On Everyone'”. ScreenDaily (2015年4月20日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “John Michael McDonagh’s ‘War On Everyone,’ Rebecca Miller’s ‘Maggie’s Plan,’ And More Added To Berlin Film Festival”. Indiewire (2015年12月17日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Alexander Skarsgard-Michael Pena Comedy ‘War on Everyone’ Bought by Saban”. Variety (2016年5月12日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “War On Everyone - Official UK Teaser Trailer (2016)”. YouTube (2016年6月20日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “War On Everyone - Official UK Trailer (2016)”. YouTube (2016年8月12日). 2021年3月24日閲覧。
- ^ “War on Everyone”. Rotten Tomatoes. 2021年3月24日閲覧。
- ^ “War on Everyone (2016)”. Metacritic. 2021年3月24日閲覧。