バイエルン・ツークシュピッツ鉄道
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バイエルン・ツークシュピッツ鉄道(バイエルン・ツークシュピッツてつどう・Bayerische Zugspitzbahn)はドイツのガルミッシュ=パルテンキルヒェンからツークシュピッツェ山までを結ぶ登山鉄道である[1]。途中のリッフェルリスから終点のツークシュピッツプラット間は、トンネルになっている。このトンネルの入口は雪の進入を防ぐために扉でふさがれていて、列車が通るときだけ開くシステムになっている。このトンネルの中にサンタ・バーバラという聖人の像がある(標高2000mぐらい)。列車の色はバイエルン州のシンボルカラーである水色と白色である。1930年に開通。
概要
[編集]軌間1000mmのメーターゲージで1500V直流架空電化、路線長は19.0km。最急勾配は粘着区間で35.1‰(パーミル)、リッゲンバッハ式ラック区間で250‰(パーミル)である。
駅名
[編集]- ガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅 ドイツ鉄道の駅に隣接しており、2020年に駅舎が新築された。標高は海抜705m
- グライナウ駅 駅西側に車庫が併設されている。これより先はラック式鉄道となり、一部列車は乗換となる駅 標高は海抜751m
- アイプゼー駅 ツークシュピッツェに直行するロープウェイへの乗り換え駅。アイプゼー駅周辺では眼下にアイプ湖が見える 標高は海抜1008m
- ツークシュピッツプラット駅 周辺はカール地形を利用したスキー場になっている。ここからもロープウェイでツークシュピッツェへ行くことができる。標高は海抜2588m
豆知識
[編集]- 山の上の売店やレストランは値段が結構高いので、ほとんど乗客は昼食を持参している。
脚注
[編集]- ^ 『世界で一番美しい山岳鉄道』エクスナレッジ、2015年、61頁。ISBN 978-4-7678-2045-3。
参考出典
[編集]- 朝日新聞社 世界の車窓からDVDブック No3 ドイツ
外部リンク
[編集]- Bayerische Zugspitzbahn 公式サイト(ドイツ語、英語)