ハーグ条約 (1701年)
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ハーグ条約(1701年) | |
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署名 | 1701年9月7日 |
署名場所 | ハーグ |
締約国 | イングランド王国、神聖ローマ皇帝(オーストリア)、ネーデルラント連邦共和国(オランダ) |
主な内容 | 反フランス同盟 |
ハーグ条約(ハーグじょうやく、英語: Treaty of The Hague、ドイツ語: Haager Große Allianz、オランダ語: Verdrag van Den Haag)は、1701年9月7日に締結された、イングランド王国、神聖ローマ皇帝(オーストリア)、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の間の反フランス同盟条約[1]。
同盟はスペイン継承戦争の勃発に繋がった。
概要
[編集]条約はイングランド王ウィリアム3世の代表マールバラ伯爵、神聖ローマ皇帝レオポルト1世、オランダ代表の間で締結された。
条約の合意ではフェリペ5世がスペイン王として認められるが、イングランドとオランダはスペインにおける貿易の権利を維持、さらにオーストリアがスペイン領ネーデルラントとスペインのイタリア領を獲得するとした。これは両地域をフランス支配から防ぐためである。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Olivas, A. A. 2013, p. 156.
参考文献
[編集]- Olivas, A. A. (2013) (英語). Loyalty and Disloyalty to the Bourbon Dynasty in Spanish America and the Philippines During the War of the Spanish Succession (1700-1715).
- John Hussey (30 April 2015). Marlborough: The Hero of Blenheim. Orion Publishing Group. pp. 31. ISBN 978-1-78022-755-9