ハンサ
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ハンサ(サンスクリット: Haṃsa; Hansha)は、ヒンドゥー教に伝わる神鳥。 白いガチョウの姿をしており、ブラフマーの乗り物とされる。
純粋さや神の知識などを司り、高次元の存在(ブラフマー)への到達のシンボルとして扱われている。
語源
[編集]サンスクリットにおけるこの語は〈ガチョウ〉・〈ハクチョウ〉・〈ガチョウやアヒルの雄〉といった水鳥の類を意味し[1]、元をたどれば英語の goose などの語源でもある印欧祖語 *ǵʰh₂ens- に行き着くとされる[2]。
脚注
[編集]- ^ Haughton, Graves C. (1833). “হংস”. A Dictionary, Bengálí and Sanskrit, Explained in English, and Adapted for Students of Either Language. London: J. L. Cox & Son. p. 2719
- ^ Derksen, Rick (2008). “gǫ̑sь”. Etymological Dictionary of the Slavic Inherited Lexicon. Leiden Indo-European etymological dictionary series, v. 4.. Leiden: Brill. p. 184. ISBN 978 90 04 15504 6