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ノート:性別不合

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医学的な診断名について

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たびたびWikipedia内でも情報が統一されずに錯綜することがある医学的な診断名について、議論の補助と合意形成のために情報を整理しておきたいと思います。

  • 過去には『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』(ICD)では「性転換症(transsexualism)」「性同一性障害」、『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)では「性別違和症候群」や「性同一性障害」の名称が使われていました。2024年2月時点で最新である「ICD-11」では「性別不合(gender incongruence)」、「DSM-5」では「性別違和(gender dysphoria)」の名称が使われています。
  • 「gender incongruence」の日本語訳は「性別不合」とすることが精神科病名検討連絡会で決められたので、医学界の合意はとれています(2024年1月時点で厚生労働省と総務省の承認はまだ完了していない様子)。これにともない、日本で性同一性障害を専門とする「GID(性同一性障害)学会」の名称も変更が予定されていることが2024年1月に公表されています。

以上を踏まえ、今後は古い医学的な診断名はWikipedia内で基本的に使用しないように注意してほしいです。それが古い名称だとわかるかたちでの考慮した記載は問題ないと思います(例えばある人物が過去に「性同一性障害」と診断を受けたという情報なら古い医学的な診断名を使うのはその時点での情報として正確なのでOK。注釈で「現在はこの医学的な診断名は使われていない」と補足するとなお良し)。少なくとも最新の正しい医学的な診断名を誤認させるような記載はやめるべきでしょう。ネット上などに出回っている情報は古い医学的な診断名を用いているものが多いので、慎重に信頼できる情報源を見定めてください。2024年はちょうど用語の切り替えのタイミングでわかりにくいと思いますが、情報を共有して整合性のある編集ができるとよいと考えています。

2024年2月16日時点で、日本語版Wikipediaでは古い医学的な診断名となった「性同一性障害」がページ名に採用されています。いずれは改名しないといけなくなると思いますが、その件については大きな変更となるので、あらためて編集者の皆さんの合意形成を後々とっていくというかたちでいいのではと考えています。これがその合意形成の情報整理の土台になると幸いです。--PoRonNo会話2024年2月16日 (金) 02:49 (UTC)[返信]

「性別不合」への改名提案

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2024年8月21日、日本精神神経学会において、日本GI(性別不合)学会(日本GID学会は2024年3月に日本GI(性別不合)学会へと改名済み)と共同で、「性別不合に関する診断と治療のガイドライン 第5版」が発表され、診断基準の改訂(DSM-5, ICD-11)への対応が行われました。

こちらを受けて、本記事の記事名について「性別不合」への改名を提案します。--Br3kyokyo会話2024年9月6日 (金) 16:05 (UTC)[返信]

賛成 2019年にはWHOが性同一性障害を精神障害の分類ではなくしたのと同タイミングで名称を性別不合に変更しています。世界的に性同一性障害という名称を使わないようになっている中で、日本GID学会が日本GI(性別不合)学会に変更されたり、今回のガイドラインが発表されている状況からして、「性別不合」への改名は適切と考えて良いと思います。--Watamochi会話2024年9月6日 (金) 17:20 (UTC)[返信]
賛成 改名で良いと思います。関連して「Category:性同一性障害」も改名が求められてきますが…。--PoRonNo会話2024年9月8日 (日) 00:24 (UTC)[返信]
ありがとうございます、こちらも改名提案出させていただきました!--Br3kyokyo会話2024年9月8日 (日) 11:41 (UTC)[返信]
賛成 改名に賛成です。タイミングとして、国内外で精神障害の枠組みから脱病理化する明確な流れがある中で適切なタイミングだと思います。 -Akira YL会話2024年9月10日 (火) 14:41 (UTC)[返信]
賛成 改名に賛成します。国際的な潮流と国内の学会の動向を受けて、当然の措置であると思います。--Gynaecocracy会話2024年9月14日 (土) 06:26 (UTC)[返信]
こちら1週間の告知期間において反対意見が出なかったことから、移動依頼により改名を完了しました。--Br3kyokyo会話2024年9月15日 (日) 01:28 (UTC)[返信]