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ノート:岩田準一

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説明文中に「岩田が最も好んだ作家は谷崎潤一郎であり、谷崎の耽美的・悪魔的な作品に魅了されたことが、後の男色研究につながったと考えられる。」とありますが、江戸川乱歩らの証言によれば、そもそも岩田氏自身が「男色史」に関心を抱いていて、江戸川乱歩と二人で資料収集を競い合う仲だった事実は、旧くから何度か文章になって掲載されており、戦後一貫して余りにも有名な話です。 よって先ずは、それを優先的に書き記すべきでしょう。乱歩との関係と較べれば、谷崎文学の影響など間接的ないし副次的なものでしかありません。 記述は並記するなりして、偏向の少ないものにするよう努めて下さい。   宜敷くお願い申し上げます。

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