ノート:天之御中主神

過去ログ

2015年11月13日 (金)～2018年9月30日 (日)

とりあえず

記事は出典を欠く部分が多いので、根本的にはしっかり調べ物をしてリライトすべきでしょう。

（１）中国文化の影響を受けている説を除去
（２）『ホツマツタヱ』なる書の内容を確定的事実のように記述

となっています。

ですが、（１）については小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』で記述されている事柄であり、単純除去は不適当でしょう。この箇所では出典がありませんでしたが、後段の「神話-解釈」節では出典が示されています。

一方、（２）の『ホツマツタヱ』なる書については、JapanKnowledgeでは記述がなく、そういう書があるということはわかりますが、その信頼性については不明瞭です。展望社『ホツマツタヱを読み解く』の著者池田満という人物の経歴からは、少なくとも学術的な権威的なものを見いだせません。和仁估安聡『秀真政傳紀』についても同様です。少なく見積もっても、小学館『日本大百科全書』に載る程度に世間の認知を得てはいない、というあたりではないでしょうか。

なので、ひとまずは帰属化しました。

個人的な印象としては、そもそも記紀にちょっぴりしか情報がないわけで、「学術的」な研究対象としての手がかりはほとんどなく、どーにもならないし、だから学術的に広くオーソリティを得た研究というのも見当たらない、って感じなのではないかなーと思います。「あんな説もある、こんな説もある」的に毎回きちんと帰属化しながら並べるしかない予感。

まったく別次元のこととして、今回とりあえず「概要」と節分けしたのですが、2018年頃に冒頭部分の構成で延々と揉めたらしい（じっくり読んでません）。そのときに合意をしているようなので、その合意に基づいて元に戻しましょうというならば、それはそれで。『ホツマツタヱ』の取り扱いは改めて再合意形成からということになるでしょう。--柒月例祭（会話） 2024年5月21日 (火) 09:34 (UTC)[返信]