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ノート:大嶋ナメクジウオ生息地

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分布について

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ヒガシナメクジウオがアフリカまで分布する、とありますが、正しいのでしょうか。私はヒガシの記事を書きましたが、そこでは「従来は日本のナメクジウオがアフリカまで分布する種であるとされてきたが、別種と判断されてヒガシとついた。その分布は日本から中国まで」となっていました。ですからアフリカまでいる、というのは疑問です。

少なくともこちら[1]はヒガシナメクジウオではなくナメクジウオと記されており、学名も以前のもののようです。あるいは古い情報をそのままにしているのかも知れませんし、それともヒガシが無効になったとかでしょうか?いずれにせよヒガシナメクジウオの情報にナメクジウオの情報源を使うのはおかしいと思います。

というようなわけで、この辺りの記述、確認と見直しが必要ではないかと思います。--Keisotyo会話2022年8月30日 (火) 02:13 (UTC)[返信]

  • 返信 (Keisotyo宛) さん、ご無沙汰しております。この記事を書くにあたりKeisotyoさんから何らかのアクションがあるだろうと予想しておりました(良い意味で)。ご指摘の「アフリカ東海岸から日本まで」云々に関する出典として今回使用したものは、安井金成・窪川かほる共著による『ナメクジウオ 頭索動物の生物学』東京大学出版会、2005年1月31日 初版、isbn = 4-13-066154-Xの、26ページから27ページにかけて書かれた「日本のナメクジウオ類」セクションになります。当該部をここに抜粋引用します「日本では現在までに、ヒガシナメクジウオ(学名略)とカタナメクジウオ(学名略)、オナガナメクジウオ(学名略)の2属3種が確認されている。それぞれの分布域を図2-4に示すとともに、同定の目安になる特徴を表2-4に示す。日本にはこれら3種の分布の北限に位置する。ヒガシナメクジウオは先にも述べたように、アフリカ東海岸から日本までたいへん広い地域に分布する種であり、日本はその分布の東端に位置する。」、このように記述があり、明らかにヒガシナメクジウオ(従来日本国内でナメクジウオと呼ばれていたものではなく)がアフリカ東海岸から日本まで分布していると明言されています。ただ、この文献に齟齬や誤記があるのか否かは私には判断できませんし、判断してもいけないでしょう。すみませんが、このような出典を使用した内容ですのでご理解いただければ幸いです。--さかおり会話2022年8月30日 (火) 02:43 (UTC)[返信]
その出典のヒガシナメクジウオの学名、省略しないで書いていただけませんか?ヒガシの記事を読んで下されば分かりますが、当初、日本のナメクジウオの和名はナメクジウオで、後に混同しやすいとヒガシがつけられた経緯がありますが、日本のものが別種と分かったのはそれより後です。つまりその文献は前の分類体系のままにヒガシの和名を使っていた可能性があります。そうであればそれに従うべきではないことになります。ご確認願います。--Keisotyo会話2022年8月30日 (火) 06:51 (UTC)[返信]
では学名も含めて引用します、ヒガシナメクジウオ Branchiostoma belcheri、カタナメクジウオ Epigonichthys maldivensis、オナガナメクジウオ Epigonichthys lucayanus 以上となり、これは先述した2005年初版の文献に記載された、そのままの内容となります。確かに、ヒガシナメクジウオに対してjaponicumではなくbelcheriと記載されていますね。一方、2017年の豊橋市自然史博物館(西)の論文では、ヒガシナメクジウオに対してBranchiostoma japonicum(Chordate:Leptocardia:Branchiostomidac)と表記されています。私の趣旨としては前述の文献に従い記載しただけですし、本記事は生物そのものを主題にするものではなく、固有の「天然記念物」を主題にしたものですので、正直、種としての世界的な分布域について私の方でそれほどこだわりはありません(生物の分布域については、各生物の記事で記載するのが適切)ので、Keisotyoさんのほうで「疑義あり」という事でしたら、当該文言を除去していただいて結構です。--さかおり会話2022年8月30日 (火) 07:18 (UTC)[返信]
ありがとうございます。これでまあわかりました。
  • まず安井、窪川(2005)は旧来の学名を使っていますから以前の判断、つまり日本のナメクジウオはアフリカまで分布する種と同一、との判断で書かれています。
  • 他方で西(2017)は明らかに日本のナメクジウオを新しい学名で使っています。ただし、この報文で著者は日本国内の分布には言及していますが国外の分布には一切触れていません。
つまり、今現在にヒガシナメクジウオと呼ばれる種はアフリカまで分布している、という判断はここからは出てきません。ただしそれではアフリカまで分布していないのか、というのはわかりませんね。私はヒガシの記事を書くために文献を多少あさりましたが、それ以降の動向は知りません。分野外だからです。従ってこの記事に手を入れるには新たに文献を探してみないといけません。まさかそれをしろというのでしょうか?
申し訳ありませんが生物に絡む記事を書き、しかもその種の素性や分布に触れて書いてある以上、「種としての世界的な分布域について私の方でそれほどこだわりはありません」は無責任ではないですか?それなら書かなければいいのに、そこそこ詳しく書いていますよね?「生物の分布域については、各生物の記事で記載するのが適切」とのお言葉ですが、実際にはあなたはこの種の記事が存在し、しかも分布に関する記述もあるのをわかった上で、それと明らかに異なる分布域を書き込んでありますね?これは明らかに先行する私の記事に対する異議申し立てになってはいませんか?
にもかかわらず「Keisotyoさんのほうで「疑義あり」という事でしたら、当該文言を除去していただいて結構です」なのですか?これに関してはあなたに責任を持って処理して頂きたい。それが筋ではないですか?--Keisotyo会話2022年8月31日 (水) 11:42 (UTC)[返信]
(インデント戻します)何度も言いますが、提示した安井、窪川(2005)文献には「ナメクジウオ」+旧来の学名ではなく、「ヒガシナメクジウオ」+旧来の学名なわけでして。まさかKeisotyoさんの記事に対して、私が異議申し立てをしているとのご感想を持たれるとは正直困惑しております。私にそのような意図はありませんと明確にさせていただきます。非常に残念です。--さかおり会話2022年8月31日 (水) 12:03 (UTC)[返信]
ヒガシの記事にもありますが、まず旧来の学名+無印ナメクジの和名があって、混乱するからと学名はそのままにまず和名にヒガシがついたんです。その後に別種との判断が出て学名が現在のものになり、一時的に学名と和名の関係が混乱したけれど、結局今の学名+ヒガシになったのです。ですから安井、窪側(2005)が和名をヒガシとしているのは別に不思議でもありません。学名が旧来のものであることを確かめて旧来の判断で記述してると理解すれば何の問題もありませんでした。そういう案件です。異議申し立てについては私がそう感じている、というわけではありません。むしろ形式的にそうなっている、という話です。しかもあなたは「生物の分布域については、各生物の記事で記載するのが適切」というのですから、そうなってしまいませんか?
いずれにしても、素早く対応いただきありがとうございます。--Keisotyo会話2022年8月31日 (水) 12:18 (UTC)[返信]
とんでもございません。こちらこそ専門的な観点からのご指摘感謝します。やはり何年経っても、文章だけで意思の疎通を行うのが難しいですね。今後ともよろしくお願いいたします。--さかおり会話2022年8月31日 (水) 12:39 (UTC)[返信]