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ノート:モノマフの冠

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初版の記事名について

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ロシア語名は「Шапка(シャプカ) Мономаха(モノマフの)」であり、ロシア語には冠を意味する別の単語もある(ru:Корона)のですが、「冠」とする出典(注釈で上げた日本語文献)が歴史学的な書籍・論文である点、ツァーリの正当性の象徴としては帽子よりもとするべきではないかという点から冠としました。なお、「モノマフの帽子」と訳されるのは、現ロシア語で「Шапка=シャプカ」という単語が帽子という意味で用いられるためと思います。

また、手持ちの露和辞典では、「Шапка」の用例の中で、「Шапка Мономаха」を「モノマフの王冠」と解説しております[1]。たしかに、文学作品上では、царь(ツァーリ)を王と訳すこともあるようですが(Иван-царевич и серый волк=イワン王子と火の鳥と灰色狼Царевна Лягушка=蛙の王女、 Морской царь и Василиса Премудрая=竜王と賢女ワシリーサなど)、歴史学的文献では王と訳さず、「ツァーリ」のまま記述しております。よって、ツァーリ=王なのか?という点から、「モノマフの王冠」も候補から外しました。

このような理由から、私個人的には「モノマフの冠」としましたが、ご意見があれば改名提案をお出しください。--ノフノフ会話2022年1月29日 (土) 01:29 (UTC)[返信]

  1. ^ 井桁貞義編 『コンサイス露和辞典』 三省堂、2009年。p1269