ノート:ファルワーニーヤ県
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改名提案
[編集]10月6日の編集によりアラビア語の発音に即した名称とすべき旨の示唆があり、特に反対すべき理由が無いため以下の2記事について改名を提案します。
--江東琴(会話) 2012年10月11日 (木) 10:39 (UTC)
反対 寄り 日本での表記例を調べた上で、より一般的と思われる名称を選ぶのがいいと思います。現時点では材料に乏しいのですが、外務省は「ファルアニア県」表記を使っています([1]など)。Google検索は参考程度にしかなりませんが、「ファルアニア県」は183件([2])に対し、「ファルワーニーヤ県」は9件でうち6件がウィキペディア関連([3])、「アシマ県」は763件([4])に対し、「アースィマ県」は7件でうち6件がウィキペディア関連([5])です。信頼できる情報源で「ファルワーニーヤ県」と「アースィマ県」表記が多いことが確認できない限り、改名する必要性は薄いと思います。--立花左近(会話) 2012年10月11日 (木) 12:44 (UTC)
- コメント 例えば、人名の例を挙げるとムアンマル・アル=カッザーフィーは日本における用例では圧倒的に「カダフィ」が多い(Google検索の場合「カッザーフィー」が44,200件に対し「カダフィ」は1,830,000件)事実を以てノートで改名が提案された際は意見がまとまらず改名が見送られています。Wikipedia:記事名の付け方#人名の「4.アラブおよびその他のイスラム系諸国の人名」を援用した場合は改名案の方が適切と言うことになるかと思いますが、まずは10月6日に元のアラビア語に近い(と見られる)発音を追加する編集を行った編集者に意思確認を優先したいと思います。 --江東琴(会話) 2012年10月11日 (木) 13:23 (UTC)
- Wikipedia:記事名の付け方#地名には特に規定がなく、Wikipedia:表記ガイド#地名を見ると「日本以外の地名は、現地読みを片仮名書きします。ただし、漢字表記を日本語読みする場合には平仮名を使います。もちろん、別の表記が慣習になっている場合はそれを用いることもできます」とあります。これはまだ提案中ですが、Wikipedia:外来語表記法#地名では「現代の地名については、その地域の公用語(または、それに準ずるもの)を元に表記してください。ただし、日本での慣用で別の表記が定着している場合には、その点を十分考慮してください」とあり、国名についてですが「国名は外務省の表記がウィキペディア日本語版内で最も定着しています。でも、外務省の表記も常に変わりうるものであることは留意してください」という文言もあります。いずれにせよ、慣用表記は考慮する必要があるということと、現地での発音にするにしてもウィキペディアの編集者の見解ではそれが正しいのかどうか検証できませんので、やはりそのことが載っている信頼できる情報源は必要だと思います。記事名をどちらにするかはともかく、異表記があるならばそれを記事中に明記しておくことは必要でしょう。--立花左近(会話) 2012年10月11日 (木) 13:53 (UTC)
- 編集者した当人です。Wikipediaのルールが現地の公用語表記を、となっているので、改名した方が良いと思ってはいます。もちろん、日本で一般に用いられる表記(ファルワーニーヤであれば、ファルアニアの他にファルワニヤ)を併記すべき、との立花さまのご意見には賛成です。なお、ファルワーニーヤ県という表記は、専門雑誌『中東研究』No.514にでているはずです。アースィマ県については、アースィマが”首都”を意味しますので、「首都県」と表記される専門家もいらっしゃるようです。--コシャリ(会話) 2012年10月11日 (木) 15:46 (UTC)
- コメント 詳細な解説をいただきありがとうございます。つまり「アースィマ」は固有名詞でなく「首都」を現す普通名詞だと言うことですね。少し調べた範囲でもサウジアラビアの首都・リヤド市内に「ダール・アル=アースィマ」と呼ばれる地域があることやアルジェリアの首都・アルジェの現地語名称が「アルジャザーイル・アル=アースィマ」であることなどがわかりました。普通名詞であれば、むしろ「アシマ」でなく「アースィマ」の方が適切と言うことになるだろうと思います。意訳名の「首都県」はバーレーンにも存在するのと、バーレーンの他の県は離島のムハーラク県を除いて方角を現す普通名詞が付けられていることを考えるとクウェートの県はバーレーンの県との区別の意味からも「首都県」よりも「アースィマ県」の方が適切と言うことになるでしょう。「ファルワーニーヤ県」についても明確に出典が示されましたので、共に改名し慣用の呼称として「アシマ県」「ファルアニア県」を併記すると言うことでまとめたいのですがいかがでしょう。 --江東琴(会話) 2012年10月12日 (金) 09:13 (UTC)
- 賛成 江東琴さまのまとめに賛成です。--コシャリ(会話) 2012年10月12日 (金) 09:28 (UTC)
- 申し訳ありませんが、アルジェの現地名が「アルジャザーイル・アル=アースィマ」だったとしても、現在の記事名はアルジェです。「ファルワーニーヤ県」という表記が『中東研究』で使われていたとしても、外務省は「ファルアニア県」を使っているわけですから、これだけの材料で改名するのは賛成できません。併記については、すでに述べた通りですので異議はありません。--立花左近(会話) 2012年10月12日 (金) 15:09 (UTC)
- 外務省の表記は大切ですが、外務省は表記は重要なものでも突然変化しますので、これを重視しすぎるのはどうかな、と個人的には思っています。アラビア語圏の例でいうと、クウェートそのものが少し前までは、クウェイトと表記されておりましたし、カタールは長年原音に近いカタルを用いていたのが何年か前にカタールという慣用表記に転じていますが、逆に、エジプトについて、2011年の革命前には政府高官について慣用表記が一般的だったものが、革命後には、現地の読みに近い表記が採用されるように変化しました。なお、「中東研究」の発行体は中東調査会ですが、この組織は確か外務省系だったと思います。--以上の署名のないコメントは、コシャリ(会話・投稿記録)さんが 2012年10月12日 (金) 17:11 (UTC) に投稿したものです(立花左近(会話)による付記)。
- つまり外務省(系)でも表記が定着していないということですから、なおさら改名には慎重であるべきと考えます。もう少し用例を探してからでも遅くはないのではないでしょうか。--立花左近(会話) 2012年10月12日 (金) 17:35 (UTC)
- 小生の申し上げ方が下手クソでしたね、申し訳ない。まずWikipediaは「現代の地名については、その地域の公用語(または、それに準ずるもの)を元に表記してください。ただし、日本での慣用で別の表記が定着している場合には、その点を十分考慮してください」とあるわけです。ですから、アラビア語の原語読みに近い表記でまずあるべきですが、ファルアニアという場所を、日本人の大多数は知りませんし、各組織の出版物で記述が一定しないように、慣用で別の表記は日本では定着してはいない、のです。なお、他に「ファルワーニーヤ」を用いている例は、財団法人中東協力センターのページ・http://www.jccme.or.jp/japanese/08/08-07-11.htmlに掲載されている「クウェイトの産業基盤」18頁にもありました。いわゆる中東を専門にする人々の間では、日本語で記述する場合でも原音読みに近い表記が主流になっていると考えて良いと思います。--コシャリ(会話) 2012年10月13日 (土) 04:25 (UTC)
- クウェイト国大使館・クウェイト国情報省・日本クウェイト協会発行の『クウェイト』(全て当該資料表記のママ)という本(2000年2月28日発行)があったのですが、104頁の「地方制度」の節に、クウェイトの内務行政区域は「クウェイト首都州」・「ハワリー州」・「アハマディ州」・「ジャハラ州」・「ファルワニーヤ州」(ファルワーニーヤ州ではない)の5州であることが書かれていました。国名表記の「クウェイト」はさておくとして、発行者に当の国の大使館と情報省が加わっており、当時の駐日クウェイト(ママ)特命全権大使が巻頭言を書いている本ですので、(今では違う表記を使っているかもしれませんが)軽々に無視はできません。とはいえ、こうなってくると定着した慣用表記は確かになさそうで、むしろ表記揺れが激しく、何をもって現地読みに近いといえるのか判断が難しいという印象です。まあ、「首都県」ないし「首都州」にするのはどうかとは思いますが、もう少し用例を当たった上で決めてはどうかと考えます。その結果、やはり「ファルワーニーヤ県」や「アースィマ県」が多いということになれば、反対はいたしません。--立花左近(会話) 2012年10月13日 (土) 08:06 (UTC)
- アラブ諸国の大使館はあまり表記にこだわっていないと思います。正直なところ自分も項目名変更にそこまでこだわりはないのですが、ファルアニアやアシマでは実際の発音と違いすぎるので多少なりとも近い音の方が良いと思っているわけです。فروانيةは普通に読めばファルワーニーヤ、عاصمةはアースィ(シでも良いですが)マですから。基準にはなり得ませんがgoogle翻訳で発音させてもそれに近い発音になっていますので一応お試しください。http://translate.google.co.jp/#ar/en/فروانية --コシャリ(会話) 2012年10月13日 (土) 13:24 (UTC)
- クウェイト国大使館・クウェイト国情報省・日本クウェイト協会発行の『クウェイト』(全て当該資料表記のママ)という本(2000年2月28日発行)があったのですが、104頁の「地方制度」の節に、クウェイトの内務行政区域は「クウェイト首都州」・「ハワリー州」・「アハマディ州」・「ジャハラ州」・「ファルワニーヤ州」(ファルワーニーヤ州ではない)の5州であることが書かれていました。国名表記の「クウェイト」はさておくとして、発行者に当の国の大使館と情報省が加わっており、当時の駐日クウェイト(ママ)特命全権大使が巻頭言を書いている本ですので、(今では違う表記を使っているかもしれませんが)軽々に無視はできません。とはいえ、こうなってくると定着した慣用表記は確かになさそうで、むしろ表記揺れが激しく、何をもって現地読みに近いといえるのか判断が難しいという印象です。まあ、「首都県」ないし「首都州」にするのはどうかとは思いますが、もう少し用例を当たった上で決めてはどうかと考えます。その結果、やはり「ファルワーニーヤ県」や「アースィマ県」が多いということになれば、反対はいたしません。--立花左近(会話) 2012年10月13日 (土) 08:06 (UTC)
- 外務省の表記は大切ですが、外務省は表記は重要なものでも突然変化しますので、これを重視しすぎるのはどうかな、と個人的には思っています。アラビア語圏の例でいうと、クウェートそのものが少し前までは、クウェイトと表記されておりましたし、カタールは長年原音に近いカタルを用いていたのが何年か前にカタールという慣用表記に転じていますが、逆に、エジプトについて、2011年の革命前には政府高官について慣用表記が一般的だったものが、革命後には、現地の読みに近い表記が採用されるように変化しました。なお、「中東研究」の発行体は中東調査会ですが、この組織は確か外務省系だったと思います。--以上の署名のないコメントは、コシャリ(会話・投稿記録)さんが 2012年10月12日 (金) 17:11 (UTC) に投稿したものです(立花左近(会話)による付記)。
- 申し訳ありませんが、アルジェの現地名が「アルジャザーイル・アル=アースィマ」だったとしても、現在の記事名はアルジェです。「ファルワーニーヤ県」という表記が『中東研究』で使われていたとしても、外務省は「ファルアニア県」を使っているわけですから、これだけの材料で改名するのは賛成できません。併記については、すでに述べた通りですので異議はありません。--立花左近(会話) 2012年10月12日 (金) 15:09 (UTC)
- 賛成 江東琴さまのまとめに賛成です。--コシャリ(会話) 2012年10月12日 (金) 09:28 (UTC)
- コメント 詳細な解説をいただきありがとうございます。つまり「アースィマ」は固有名詞でなく「首都」を現す普通名詞だと言うことですね。少し調べた範囲でもサウジアラビアの首都・リヤド市内に「ダール・アル=アースィマ」と呼ばれる地域があることやアルジェリアの首都・アルジェの現地語名称が「アルジャザーイル・アル=アースィマ」であることなどがわかりました。普通名詞であれば、むしろ「アシマ」でなく「アースィマ」の方が適切と言うことになるだろうと思います。意訳名の「首都県」はバーレーンにも存在するのと、バーレーンの他の県は離島のムハーラク県を除いて方角を現す普通名詞が付けられていることを考えるとクウェートの県はバーレーンの県との区別の意味からも「首都県」よりも「アースィマ県」の方が適切と言うことになるでしょう。「ファルワーニーヤ県」についても明確に出典が示されましたので、共に改名し慣用の呼称として「アシマ県」「ファルアニア県」を併記すると言うことでまとめたいのですがいかがでしょう。 --江東琴(会話) 2012年10月12日 (金) 09:13 (UTC)
- 編集者した当人です。Wikipediaのルールが現地の公用語表記を、となっているので、改名した方が良いと思ってはいます。もちろん、日本で一般に用いられる表記(ファルワーニーヤであれば、ファルアニアの他にファルワニヤ)を併記すべき、との立花さまのご意見には賛成です。なお、ファルワーニーヤ県という表記は、専門雑誌『中東研究』No.514にでているはずです。アースィマ県については、アースィマが”首都”を意味しますので、「首都県」と表記される専門家もいらっしゃるようです。--コシャリ(会話) 2012年10月11日 (木) 15:46 (UTC)
- Wikipedia:記事名の付け方#地名には特に規定がなく、Wikipedia:表記ガイド#地名を見ると「日本以外の地名は、現地読みを片仮名書きします。ただし、漢字表記を日本語読みする場合には平仮名を使います。もちろん、別の表記が慣習になっている場合はそれを用いることもできます」とあります。これはまだ提案中ですが、Wikipedia:外来語表記法#地名では「現代の地名については、その地域の公用語(または、それに準ずるもの)を元に表記してください。ただし、日本での慣用で別の表記が定着している場合には、その点を十分考慮してください」とあり、国名についてですが「国名は外務省の表記がウィキペディア日本語版内で最も定着しています。でも、外務省の表記も常に変わりうるものであることは留意してください」という文言もあります。いずれにせよ、慣用表記は考慮する必要があるということと、現地での発音にするにしてもウィキペディアの編集者の見解ではそれが正しいのかどうか検証できませんので、やはりそのことが載っている信頼できる情報源は必要だと思います。記事名をどちらにするかはともかく、異表記があるならばそれを記事中に明記しておくことは必要でしょう。--立花左近(会話) 2012年10月11日 (木) 13:53 (UTC)
- 改名案に明確な反対は無く、外部での用例も十分に示されたと判断し改名を実行します。 --江東琴(会話) 2012年10月17日 (水) 18:53 (UTC)
- 確かに明確な反対はしませんでしたが、「ファルワーニーヤ県」に関しては他の表記例があり、その出典も示しました。なおかつ「アースィマ県」(アシマ県もですが)と記された出典は皆無なのに、急いで改名を実施したことに対しては疑義を申し上げておきます。--立花左近(会話) 2012年10月18日 (木) 00:39 (UTC)