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ノート:ギヨームドルナノ賞

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記事名、日本語訳の古典的な「定訳」は「ギヨームドルナーノ賞」と「ー」が入りがちだと思います。

「ドルナノ」派はいないわけじゃなく

今年はエースインパクト(日本産馬みたいな名前してる彼)が出たこともあり、例年よりは日本での報道が多かっったです。


フランスの牧場名「Haras de Manneville」、たぶんフランス語「Haras」って、語頭の「H」は読まず?(語尾の「s」も発音せず?)「アラ(ス)」みたいになると思うんですよね。(地方ごとの発音の違いとかがあるならわかりませんけど)

エースインパクトがらみの報道をみると

  • JRA-VANでは「アラスデボーモン」。「デ」なの?と思いますけど。
  • 日刊スポーツサンスポ報知デイリーは「ボーモン牧場」。これがいちばん穏当(ある意味不正確だけど)な訳語でしょう。
  • 東スポ競馬では「ハラス・ド・ボーモン」と書かれていたり。(東スポがフランス語にどれだけ通じているかはわかりません。)

名前としては「Haras of 地名」で、たとえば「farm of Tokyo」「静内牧場」みたいな感じなので、「Haras de」部はカタカナ表記せず、「Manneville牧場」(マンヌヴィル牧場?)とかでよいのでは。

「種雄馬牧場(?)」は、牝馬を繋養したり、仔馬を産ませる生産・育成を手掛けるのではなく、種牡馬の繋養だけを目的とした場所。ただこれにぴったり当てはまる日本語がないですね。明治時代とかだと「○○種畜牧場」とか「○○種馬牧場」という語がありましたが、当時は「種の模範となるような優れた牝馬」も「種馬」と呼んでおり、牝馬もいました。なので本当に種牡馬だけ繋養する牧場の日本語としてはしっくりこない。現代では、日本でも「○○スタッド」的な名称の施設もあります。Googleに機械翻訳させると「スタッドファーム」と返してきまして、競馬脳的には「うん、まあね」と思いますけど、ふつうに日本人に通じる語とも思えませんし、ここらへんはぴったりくる定訳・訳語が存在しない、という感じで、悩ましいですね。

小学館ロベール仏和辞典だと「生産用種雄馬を維持管理する種馬牧場」と出てきまして、解説として完全に正解なんですけど、訳語としてはどうしようって感じ。--柒月例祭会話2023年10月28日 (土) 07:43 (UTC)[返信]

コメント どちらが良いか判断できるほど知見があるわけではありませんけど、ご提示された資料からは「ドルナーノ」へ移動したほうが良さそうに思います。
  • 検索してリンクを追加して回りました。むしろフランス語としては可怪しいであろう「ギョーム」表記が結構あるのが気になりました(特別:リンク元/ギヨームドルナノ賞)。信頼できる情報源ではみなちゃんと「ギヨーム」表記のようなので問題はないでしょうけど。
  • 中黒はないのが主流なんですね(感想)。
  • コトバンクの『ポケットプログレッシブ仏和辞典』では“haras”は「種馬牧場」でした。ただ固有名詞なら単に「マンヌヴィル牧場」でもいいんじゃないでしょうか。“Haras du Quesnay”がケスネー牧場、“Haras du Logis”がロジ牧場になっているようですし。仮にカタカナで表記するなら、フランス語の発音は/ʼaʁa/とか/ˈaʀɑ/らしいのでhもsも発音せず、「アラ」になりそうです。
--霧木諒二会話2023年12月14日 (木) 12:16 (UTC)[返信]