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ノース・ポール国際車両基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
編成長400mに及ぶユーロスターを収容可能な検車庫(2007年)
日立製作所のノースポール車両基地(2014年)

ノース・ポール国際車両基地(-こくさいしゃりょうきち、North Pole depot)は、イギリスロンドン近郊にある車両基地である。

1994年ユーロスターの基地として開設され、2007年11月まで373形電車の保守管理・留置をしていた。2015年からは都市間高速鉄道計画向けの日立製作所製高速車両のノース・ポール車両基地として使用されている。

概要

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グレート・ウェスタン本線イーリング・ブロードウェイ駅 - パディントン駅間に隣接する場所に位置する。基地付近でグレート・ウェスタン本線と交差するウェストロンドン線の上下線から立体交差で車両基地まで線路が引かれており、ユーロスターは同線を経由して始発駅であるウォータールー駅まで回送されていた[1]。車両基地の符号は「NP」。

2007年11月、イギリス国内の高速新線が開業したことで、ユーロスターのロンドンにおけるターミナルがウォータールー駅からセント・パンクラス駅に移動した。車両基地もストラトフォード駅に近いテンプル・ミルズ(en:Temple Mills)に新しく作られたテンプル・ミルズ車両基地に移転したため、従来のこの車両基地は余剰なものとなった[2]

その後、都市間高速鉄道計画向けの日立製作所製高速車両の保守基地として使用されることとなり、2015年3月に完成した[3]

脚注

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  1. ^ Rail Atlas Great Britain & Ireland, S.K. Baker ISBN 0-86093-553-1
  2. ^ “Depot mark 2 promises faster maintenance of faster trains”. Railway Gazette International. (2007年10月31日). http://www.railwaygazette.com/news_view/article/2007/10/7870/depot_mark_2_promises_faster_maintenance_of_faster_trains.html [リンク切れ]
  3. ^ 未来への軌道に乗る 鉄道システム事業の拡大 日立評論、2016年1月2日。23頁。

外部リンク

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座標: 北緯51度31分26秒 西経0度14分39秒 / 北緯51.52382度 西経0.24422度 / 51.52382; -0.24422